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2007年5月27日 (日)

パステル事始め

 初めてパステルを手に取ったのは、もう十年前になります。そのころはいわゆる現代美術をやっていたのですが、何か違和感を感じていました。面白くて、深いジャンルなんですけど、違和感を拭い切れない。なので、一方で別のことをやり始めたんです。まだ貧乏美大生だったので金のかかる素材は使えない。最初は手元に山ほど持っていたステッドラーの鉛筆から。美大生なら誰でもお世話になるやつです。とりあえず、近所の気になった所を写真に撮ってきてそれを参考にしながら普通にかいてみる。まあ、これはいい感じになった。前回のせたホームページにアップしている、パリ風景画並みには描けました。パリで風景を描いたのだって、実に十年ぶりなのであの頃より良いはずもないですよね。

 そこで次に手にとったのがパステルだったのです。もちろんソフトなんてとんでもない!そこで描いたのは人、人間。課題でだされるテーマやコンセプト中心の制作に疑問だらけだったので、誰にも見せる気はなくこっそり始めたのでした。だいたい自分で現代美術を専攻しておきながらだったので、なんか気まずい。油画専攻の人達に比べても大学の四年間でかなりの差をつけられている。今考えるとそんな差なんて小さいことですけど、当時は気になってしかたない。それでもそこでパステルを手に取ったのは、今の自分からするとお前良くパステルを選んだな!と言いたい。今までの十年間色んなことをやってこれたのはまさにパステルのおかげなのですから。それから、卒業制作は100号のパステル画に決定!教授達を呆れさせましたよ。次回は卒業してからのことを。

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