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2007年12月

2007年12月27日 (木)

下書きについて

 半年もブログをやっておきながら、パステル画の技法について書き込むのは初めてですね。すっかり書き込んだと思いこんでいましたよ。

 さて、前回買ったマーメイドを、任意のサイズのパネルに水張りしましょう。当然、面倒くさいと思う方もいるでしょうが、そんな方は画板なりなんなりにクリップでとめたり押しピンでとめたりでも十分です。私がなぜ水張りにこだわるかというと、描き終わったあとカッターで切りはなす際の快感を味わいたいからです。それと、紙がよれずにびしっと固定できるからですね。

 マーメイド紙も重さがありますが、軽いやつでもしっかりパステルはのります。しかも、水張りしたあとも表面の質も落ちません。水張りについては、割愛。ご要望があれば詳しくかきますが、ここでは置いておきます。

 さあ、下書きに入りましょう。具象でも抽象でも構いませんが、ここでは私が人物や具象を主にやりますので例としてそのつもりで描きこみます。先ず、下書きの色はピンクを用います。何でもいいとお思いでしょうが、後々そうもいきません。ここで使用するパステルは、サクラカラーのヌーベルです。よく一般の画材屋に置いてあるものです。今後100パーセントこれを使用していきます。

 なぜピンクを使うのか。簡単に言えば、他の色を上から使用したときにあまり他の色に干渉しないからです。試しに青なり赤なり茶色なりを使ってみられるといいでしょう。その場合、せっかく高いお金を出して買った紙がだいなしになっても保障できません。

 ちなみに、薄く鉛筆で描くのもいいかもしれませんね。私はやりませんが、その場合パステルをこするときに少し濁るかもしれないし、鉛筆用の定着液でとめた場合は薄塗りのところが透けるかもしれません。

 下書きについて早くも長々書いていますが、ここ、かなり重要です。作品の最後まで響きますもので。

 あー今日は久しぶりに長く書いた。次回はパステル画を描くにあたっての最初の留意点を。下書きの前に書いておくべきでした。順番まちがいです。

  あっ!作品はここでみれますよ。http://1st.geocities.jp/viroflayjp/ サリュ

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2007年12月25日 (火)

閑話休題②

 えー、普段のイベント話より皆さんの反応がいいので、続けてこの話題を。

 私が使っている紙の色は白です。これが重要です。なぜなら私は白しか使ったことがないからです。

 あ、時間が。すいません。今度詳しく書きます。

 サリュ

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2007年12月20日 (木)

閑話休題

 パステルの扱いについて書きましょう。

 えー、売れっ子作家でも成功している絵描きでもないのですが、自分なりの描き方について。私の作品をご覧になりたい方は「おい、気づいてるぞ」の章を参照お願いします。これからは迂闊に新作等をアップしないと思いますのでご了承おねがいいたします。他にもところどころ作品をのっけています。

 まず、パステルはおおまかに三種類ありますよね。オイルとソフトとハードです。価格が高い順に。

 私が使っているのはハードです。一本百円の四角くて固いやつです。これは日本製です。一般にヌーベルパステルといいます。これより細くて若干やわらかいタイプはフランス製のコンテですね。パステル スクというやつです。フランスではソフトもスクというらしいですが拙い知識でフランス人と会話したので確信はありませんが、まぁいいでしょう。

 この文をよんでいらっしゃる方はパステルに興味がある方だと思いますので釈迦に説法だとおもいますが、最初に注意を払わなければいけないのは支持体となる紙です。市販にはスケッチブックの体裁でパステル専用とか書いてある紙や、いろんな種類の紙があると思います。断言できますが、ハードパステルには向きません。表面の凹凸が弱すぎます。

 私がここ十年使っているのはマーメイドという紙です。こいつをロールの状態でまず購入して・・・嘘です。市販ではちゃんと色んなサイズで売ってあるのでそれをお求めください。B1で四百円くらいです。ちなみにロールだと一万八千円くらいです。

 この紙はフランス製だと思っていたんですが、どうなんでしょうか。向こうの某有名画材屋で紙を購入していたんですが、そんな紙はねーよと言われてとまどった経験があります。しょうがないのでその画材屋がオリジナルでつくっていたええ頃具合の紙を使用していました。店の名前はセヌリエです。オルセー美術館のすぐ近く、セーヌ沿いにあります。ちょっとやさぐれた店員がいい味だしていますよ。その紙のおかげでパリでもいい個展ができました。

 話がずれました。さあ描きましょう!ってもう終わりかって?いやいやまだこれからなんですが、この話にあんまり反応がないようでしたらもういいかな。パステルと紙の選択が決まったらいよいよ制作にとりかかります!ここではモチーフとかはともかく、パステルの使い方に特化して話をすすめていきたいと思います。それじゃぁまた。

 サリュ

 

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2007年12月17日 (月)

公開制作③

 バイクが寒くてしょうがないっす。

 企画書を企業に送ったあと、一週間くらいして電話を掛けはじめました。最初は緊張してなかなかダイヤルを押せません。一介のフリーターもどきが一体何の用だ的な対応されるんじゃないかと怖かったのです。しかし、ここで逃げたらもうこの後にはなにもない。本当になにもない。分かりますか、この怖さ。

 そっちの怖さの方が勝りました。先ず岩田屋に電話してみます。

 「企画書を送りましたが読んでいただけましたでしょうか」

 「はい、とても面白いと思いますよ、一度話しませんか?」おいおいマジか、いきなりそんな美味い話があるわけないよ。と思ったのですが、すぐにアポを取ることができました。電話を置いたときには、手のひらと脇の下にジットリ汗をかいていました。会社の面接のときより緊張しましたよ。

 そのあと、交通センターの地下広場で公開制作できないかなと思っていたのでそこにも電話を掛けました。最初がうまくいったので気が軽くなりました。なんと、ここもすぐにアポが取れました!ウソのような本当の話。こんなにトントン拍子でいいのか?

 いいわけないんですねぇ。ここから企業というものの訳の分からなさとか、婉曲な断り表現とか、一人よがりなマーケティング論を聞かされたりとか(言い切っちゃうと失礼か・・・)色んなことに巻き込まれるのでした。

 サリュ

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2007年12月11日 (火)

公開制作②

 最近、無罪モラトリアムばかり聴いている気がします。クローズ観ました。久しぶりにストリートビーツを引っ張り出して聴きました。交互にかけていると変なテンションになりますね。

 公開制作を行うにあたって必要なのは綿密な(自分なりの)計画でした。まず期限は二週間。どこの商業スペースでやるにしても、最低限これだけの時間は必要です。時間は開店から閉店時間まで。この段階で予想していたのは、パルコとか岩田屋、鶴屋のイベントスペースでした。

 まず下見に行って、スペースが確保できるか見ました。3m四方あればよいのでと思っていたのですが、どうやらパルコだけはそのスペースがありません。

 とにかく企画書をつくってみることにしました。まあ、この手の書き方は本をみたりネットで調べてどうにか形になりました。公開制作自体は新しい手法ではないので、なにか面白い企画として企業に提供できないかなと考えてみました。モチーフに、従業員と商品を組み合わせてみたらどうかなと。まさに生きた広告ではありませんか?本当は自分の好きなモチーフを好きに描きたかったのですが、企画として考えると弱い気がしたんですよ。

 今回ばかりは芸術でもなんでもなくていいと。とにかく人前で絵を描かせろと。というかもともと芸術なんてやっていませんから関係ない。やりたいことをやりたいようにやるだけ。

 そんなこんなで、出来上がった企画書を熊本のデパートから何からに送りまくりました。ここで勘違いをしてはいけないのは、向こうからなにか返事があるんじゃないかとか思わないことです。まずありません。こっちは無名もいいところなんですから。

 このあと電話攻撃にはいりますよ。

 それじゃ、また。サリュ。完全ノンフィクションです。今までの話は全部。今さらですが。

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2007年12月 8日 (土)

公開制作編①

 とうとう本格的な冬がやってきました。去年はパリに居たのですが、暖冬で今の熊本程寒くなかったですね。

 パステル画の公開制作。考えるだけで目がくらみそうでした。一枚描くのに平均九十時間程度かかります。まずこの時間を人前で描くスペースを確保しなければいけない。ストリートでやってもいいけど、それじゃあ面白くないじゃありませんか?勝手にゲリラ的にやるのなら、別に自分じゃなくてもできることだし。どっかの商業スペースでやりたいと考えました。

 路上で似顔絵を描いている人を、夜の下通りでよく見かけますね。あのスタイルでもいいんですけど、あれは実はストリートスタイルの様でいて実はそうじゃないんじゃないかと昔から思っていたわけです。だってなにより、かっこよくないじゃないですか?露天販売のアクセサリとかは路上の雰囲気でているけれども、絵を描くというのは違法なグラフィティならともかく絵の内容でスタイルを確立すべきなんじゃないかと。

 前にも同じような趣旨を書いたので割愛。

 ともかく、昼間、絵描きなんかとは無縁な感じの場所がいいのでは?商業スペースとか。さあそこからが大変。熊本の商業スペースで一体どこが無名の自分に長時間場所を貸してくれる?考えるほど頭が混乱してきます。座右の銘は徒手空拳。どこまで自分にできるのか試される瞬間がまた近くやってくるのかと思うと不安ばかりが頭をよぎります。具体的に計画を煮詰めるほどこりゃ無理!成功しそうもない!そう思うばかりでした。弱い自分を乗り越えていけるのかな?

 僕よ僕を越えてゆけ。by鮫 いいですよ、最近タケルのトライアルをよく聴いています。

 サリュ

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