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2009年10月 3日 (土)

八代ソニー撤退を考える。

 大仰なタイトルですが、思ったことを。

 400人近く、失業者が出ます。ソニーは以前、国内のマザー工場にすると言明したそうですね。自治体も優先的にインフラを整備したと、新聞にありました。

 八代の現失業者数は3600人程度、プラス400人ですか・・・。

 景気の低迷による大量失業って、本質的には仕方がないことなのかもしれません。だからといって、切られたほうも黙っている必要はありませんが。

 こんな時代のアートってどうすればいいのか、的確に把握している人、いるのかな。

 社会性なんて関係ない、自分の芸術を完成するのだ!みたいな考え方が主流のような気がします。

 以前画集でムンクが、工場から帰宅する工員の絵を描いているのを見て、ぶっとびました。

 どうしてこの画家は労働者の気分を分かっていたのか。といいますか、100年近く経っても同じことを繰り返している、進歩のなさ。

 「ここまで景気が悪化するとは思わなかった」って、大企業の社長が簡単に言っていいセリフなんですかね。いいんでしょうね、きっと。臆面もなくという言葉がピッタリですが。

 自分が絵を見てもらいたいのは、一部のアート好きな方達だけじゃなく、いろんな方に見て欲しいと思っています。

 現代の浮世絵師を標榜する以上、今熊本で起こっている地殻変動を見過ごせません。

 職がなければ治安の悪化、税収の落ち込み、消費の悪化、人口減。しかも、この状態は慢性的に続く様な気がします。

 なぜかって、ここ5年程は好景気だったにも関わらず、サラリーに還元されなかったんですから。今後好景気に仮になったとしても、同じ状況でしょう。真面目に働いたって損するだけじゃんというモラル低下は、派遣社員の間では蔓延しています。

 どう自分の作品をつくっていく?

 時代の空気を吸い込みながら、それでも美しい作品を描いてゆく。

 他人が見たら美しくないかもしれませんが、自分にとっては美しい。

 確固とした自信をもって描くこと。

 そんな絵を、来年の個展で発表したいです。「ドブに棲むうさぎ」展、熊本県立美術館分館開催よていです。

 サリュ

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