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2010年3月12日 (金)

長いトンネルを。

 ひとつのイベントを開催、実施するまでには長いトンネルを掘り進めるような作業が必要です。

 昔、今より血の気が多かったとき、面倒なことが我慢できず、スイッチひとつで世界がかわるようなインパクトがあることがやりたかった。

 でも、やっと最近それは無理なことなんだと分かり始めています。はたから見たら火のつきそうなインパクトがあるイベントでも、そういう風に見せる仕掛けを膨大な時間をかけていることを。

 全ては仕掛けをどれだけ煮詰めたか。

 そもそも、何のために面倒くさいアートのイベントなんてものに手をつけたのか。自分の為っていうのもあるんですけど、それだけではモチベーションがもちません。

 ひとつ言えるのは、後進のアートに携わる、私のように「天才でない作家」が歩く道を少しでも広くしたいということ。

 その為になることなら何だってやります。誰かが表現したものが、誰かに届く。そのチャンネルを数多く開いていくことが作家のため、見る人のため、ひいては地域のためになるはずです。トップランナーではなく、中間ランナーの心意気。

 大勢で走らなきゃ、順位もつかないでしょう。たった一人の競技者が出した記録は他者がいなきゃ凄いのかどうか分からない。

 熊本のアートは、ランナーはたくさんいますが、大会が少なすぎるという感じです。

 肌理細やかに。

 サリュ

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