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2010年4月15日 (木)

パステル画の描き方④

 黒の使い方。

 絵画教室などで、影に黒を使うなと教えれませんでしたか、通ったことがある方は。

 でも、影って黒じゃん!と、夜の世界を描いてきた私はおもい続けてきました。クラブとか、現場で見たら影どころか光すらない場合が多いものですから。

 ところが、逆の思いこみをするべきだったと最近分かり始めてからは、また新しい絵の世界が自分の中で現れました。

 黒いものを明るくする。明度とともに彩度も上げる。

 そうすると、黒く、漆黒に見えていた場所がそうでなくなる。

 影に黒を使うな。

 肉眼では黒く見えている場所も、絵に黒く表現してしまうと沢山の色が使えるはずだった場所を自分で狭めてしまうことになる。

 なーんだ、最初から噛み砕いて教えてくれないから、分かるのに十年もかかったじゃないか。あ、独学だった。絵は。

 もちろん、黒でビューッと描くのも好きです。ただ、否定してきた色使いを最近抵抗なく使えるようになってきたのは、自分の世界を表現するのに特定の色に頼らなくてよくなってきたという事かも知れない。

 今度は長年かけて形に頼らなくてすむようになるのかもしれない、いや、そもそも何かに頼らなくて描ける平面作品は存在するのか、そんなことを考えても詮無いことかもしれないですね。

 私はモダンアートや前衛には興味ありませんからね。

 絵に情念を籠める。技術も籠める。ひとかけらの知性も籠める。つまり私という人間を籠めるのか。そうか。

 祈りや信仰に近いのかもしれないですね、これは。

 サリュ

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