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2010年7月 9日 (金)

熊本リアル。

 最近、アートスイッチのことをメインに紹介していますが、ここらで櫻井栄一、ひいては熊本のアートシーンの現状を少し。

 去年の今頃は、職業訓練(ポリテクセンター)で、機械加工の職業訓練をしていました。

 2009年の1月に派遣切りにあったからです。

 1998年就職氷河期に世に出ました。

 芸術学部卒に求人は全くありませんでした。この辺、来年、卒業を迎えようとしている芸術系の大学生には重要な話かも。

 就職に関しては自己責任が未だ叫ばれています。

 新卒就職という戦争に勝つ為の努力をしたのかと。

 この国では、芸術系の大学を卒業した後のレールは全く敷かれていません。

 1998年から5年間ゲームセンターで働きながら個展をし続けましたが全く芽が出ず。

 27歳。

 フリーター。世間の目は。

 そこから派遣ですよ。

 別に、自由意思で選んだ訳じゃないとおもいます。食いぶちを求めただけのこと。

 ずっとどこかの企業の正社員の道を求めていた。絵で食えると思っていなかった。

 自分に絵の才能なんて、ない。

 それでも絵を描きたい。才能がないのに絵で食いたい。

 どうすればいいのか?

 簡単ですよ、描き続けろ!

 未だ食えていない私が言うのもなんですが、それ以外に道はない。

 一生絵で食えなくても、どうにか描き続けられる算段をする。

 あ~、話が散漫になってきましたが。

 とにかく、熊本でどうにかこうにかやっている絵描きのリアルな現状はそういう感じです。

 申し訳ありません。

 過去のことを顧みると、殺伐とした心持になるもので。

 私が知っている、大半の作家は収入が不安定です。一昔前は、学校の先生をしながら表現するスタイルがほとんどでしたが、今や教員免許を持っていても工場勤務しながら作品を作り続けるというのが、リアルな作家の姿なのです。なぜか?どれだけ会社の面接を受けても通らないから。それだけ。30を越えればなおさら。

 世情の不安定さは、世間のアンテナである作家が真っ先に感じ取るもの。

 学生時代から、公募の賞を取りまくって、広告媒体からひっぱりだことうい人以外に言いたいのです。

 誰も助けてはくれないから、覚悟だけは決めて作家活動を始めて下さい。

 今現在、熊本で作家をやっている人たちは、信じられない位の不安を抱えて活動しています。

 それだけに、その表現はまさに熊本リアルを体現している。

 熊本アーティスト・インデックス展。

 必見。

 サリュ

 

 

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