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2013年4月22日 (月)

熊本県、松合に行ってきました。思ったこと。

 きちんと整備された町並みです。
 ビジターセンターがあるので、観光を意識しているのは間違いないと思います。
 町の中には、だご汁定食500円!など、たいへんおいしいお食事処もあります。
 歴史資料館もあり、昔からの松合の暮らしを偲ぶことができます。
 まっちゃ朝市、松合食品などもあります。
 などと、通常の観光の思い出的な日記だったら、ここで終わりですが、今回はちょっと別視点で町を見てみます。
 松合に留まらない、宇城市の現状は厳しいです、宇城市に限らずわが町、熊本市新町も厳しいですが。
 ここに書いてあるのは、まさにすがるような希望というか、絵に描いたもちというものでしょう。
 日曜に松合に出かけても、他に観光客は見当たりませんでした。車で3分ほどのところにある道の駅不知火にはたくさんの人がいましたが。
 でも、ここのお客さんを松合に呼び込むのがいいのか、思案のしどころです。それは、よくよく考えると需要の先食いと同じで両者衰退の道だと思うのですね。
 道の駅に来る層というのは、すでに分析されているのでマーケティングは完了しているでしょう。それを利用して松合に人を呼び込むのは、安易でしょうし一時的なカンフルにはなるかもしれませんが、その道はすでにまっちゃ朝市で試されていると思います。そういうコンサルのプロを導入したら、凄い高額の料金になるでしょうし、道の駅の進化系を作りましょうとか言い出しそうですよね完全に予断ですが。ハコを作ろうと。
 宇城市は松橋の道の駅を中心に10km圏内に3つ位あるのではないかな、道の駅的なハコが。いくつ作っても、同じ需要層を割るだけで相対的には伸びないでしょうね。
 それに、白壁が整備されてから長年の間に、思いつく限りの方策は地元の方たちが試されていることでしょう。高齢化も急速に進行中で、この5年がスタートアップの勝負年であるのは間違いありません。今の現状は、閉塞しているという認識を受け止めてからでないと、次のステップを踏めません。高齢化も当然強みになるのですが。
 松合のハード面にしても、競合の町と比べてどこが強いのか。弱いのか。
 弱いところも沢山ありましたが、実はそれが一番の強みになるところなのは人間でも同じです。
 松合が今持っているハードを活用した、「松合モデル」の何かを発信しない限り現状を変えることは難しいでしょう。
 経済面からのアプローチは限界に来ている気がします。車でちょっと行ったら郊外型商業施設が林立しているし。デコポンとか農産物で6次産業と言っても、ネットで首都圏や大都市を相手にした方が効率的だし。
 あくまで白壁という地場のハードで勝負するのなら、松合の歴史と文化を活用するしかありません。
 アートNPOですので、現地を実見してサイトスペシフィックな企画も脳内に続々湧いてきました。ハード整備が完璧なので、文化的に的確であれば凄いことになるでしょう。
 全く新しいアート企画になるでしょうし、行政や現地の理解を得るのも難しいでしょうが、一瞬で脳内に湧いたアイデアが、恐らく凄く面白いことは自分には分かっています。これを説明するのが企画書なのですね。いつもアート企画の構想が湧くのは一瞬で、「見える」という感じです。それは説明できない感覚なのですが。
 企画書を書くというと、仕事になってきますので要請があれば書きますけれども、今回はアートという角度からの提案はかなりできますよという報告だけこのブログでしておきます。
 アートNPOの仕事となると、予算も必要になってきますからね。
 サリュ

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