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2013年4月30日 (火)

企画書を書くまでの流れを、自己流ながらまとめてみます①

 世の中には企画書の書き方という本があふれていますが、そういう本も役に立ちます
 
 初めて企画書を書いたのは2009年、アートスイッチvol.1で、プレゼンする相手はイオンの営業担当者でした。
 
 電話して、アポ取って、プレゼンするという流れを経験するのも初めてのことでした。アートスイッチはまだNPOではなく、グループ展の名前というだけの存在でした。
 
 そういう状態で、ショッピングモールでワークショップや作品展示を行う企画を立てまた。6人のアーティストで企画運営をする、ボランティアスタッフも10人程必要という、今同じことをやっても結構しんどい仕事です。
 
 フロアを普通に借りる場合、ン十万掛かります。普通の企業は正規の値段で借りますが、資金もないアートスイッチは値段の交渉もしなければいけませんでした。
 
 さて、白紙の状態からどう企画を立ち上げるのか。
 
 これからアートイベントを企画する為に読んでいる人は、少し想像してみて下さい
 
 ………
 
 自分なりに何をするか、見えましたか?
 
 見えた人は企画の天才と言えるでしょう。私の場合、全く何をどうすればいいのか分かませんでした。
 
 一旦、自分たちのグループが何を持っているのか、検討する必要があります。素手なのか、武器を持っているのか。最初6人集まったとき、何かを企画する段階ではまだないと思いました。
 
 企画書を書くと、一言でいいますが、書いたことがなければ、最初の企画書は人生でも最も難しい仕事のひとつになります。
 
 普通、熊本で一人でアート活動をする場合企画書などほとんど必要ないです。
 
 しかし、プロジェクトをやるとなったら必ず必要になります。特に、アートスイッチは20人以上の人が関わる、その当時は熊本でもまだ類を見ない複合アートイベントになる予定でした。という事すら企画書を書くぞ!と思った時点では見えていませんでした。
 
 ここまで書いてきて、熊本にもアートスイッチと同程度やそれ以上のアート企画がバンバン生まれればいいとずっと願っているので、全くの白紙状態から企画書を立ち上げるまでを決定的に書いてみようと思います。
 
 以前にも、企画書自体をアップしてきましたので、過去記事から合わせてご笑覧下さい。
 
 さて、アート企画を立ち上げるに際して、自分たちは何を持っているのか洗い出しました。
 
 ①それぞれのアートの専門技術、絵画、イラスト、陶芸、ファッション。
 ②それぞれが、公開制作かワークショップができる。
 ③ボランティアで手伝ってくれそうな方を、各々で頼める。
 ④頑張れば、それぞれで協賛金を集められそうだ。
 
 これくらいでしょうか。
 
 アーティスト集団としては、当たり前のものをそれぞれ持っていることを確認したかたちです。
 
 そもそもがグループ展の発展形として考え始めたこの企画、ショッピングモールと作品を
ならべるだけのグループ展の形式がなじまない、というよりお客様に無視されるのではない
かという危惧がありました。
 
 お客様に、アートに触れて頂くには仕掛けが必要ではないか、ワークショップやライブペ
イントがメインのアート企画にするべきではないのかと、話し合いを重ねるうちに固まって
きました。
 
 しかし、それだけでは将来的に熊本でアーティストが活動していくための、基礎つくりに
はならないよねという話にもなります。作品を売ったり、経済的にまわっていくための形も
いるだろうと。
 
 この辺りからは、やりたいことや、考えるべきことの話になってきます。
 
 自分たちがショッピングモールでアートイベントを開催するメリットは、アートに興味が
ない層にアピールしていくということです。
 
 それでは、ショッピングモールにとってアートイベントを開催するメリットとはなんぞや?
 
 自分たちがやりたいことと、相手にとってのメリットが揃って初めて企画になります。自分たちの要望のみを押し付けるようなやりかたでは、おそらく交渉のテーブルにもつけないでしょう。交渉相手はアートの基礎知識がないのです。お互いに、話をかみ合わせなければいけません。
 
 周りの企画者を見ていると、その点の議論や打ち出しがあまりないように思えます。アートイベントに限らずです。
 
 うん、やりたいことは分かったけど、それでうちのメリットはなに~?
 
 ということになります、相手は仲間ではなくてビジネスパートナーなんですから。
 
 今回はこの点が一番重要なポイントです。
 
 自分たちがやりたいことは、すぐに出てくるでしょう。それを、自分たちだけでやるんだったら、このブログ記事は何の意味もありません。協力してもらえる社会のなかの誰かへ、説明する道具が企画書なのです。
 
 このポイントはつきつめると、アートが社会の中でどう機能するのかを実践していく、という姿勢になります。
 
 そうするとアートとはいったいなんぞやというどつぼに一回ハマル必要があります。
 
 徹底的に考えたか?
 
 アート企画というアウトプットに、如実に反映しますから、絶対に必要な過程です。
 
 では次回は、その先の流れを。
 
 サリュ
 

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