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2013年5月27日 (月)

自分が影響を受けたことの、ルーツを思い出してみる。

 五美人図 朱雀のコンテキストを書いてみて、美術的に自分が影響を受けたことを書いておこうと思いました。

 これだけブログ書いてきて、影響を受けたことを掘り下げて書いたことがないのに自分でも驚きました。
 
 子供の時になにを好んでいたか、そこから自己分析を始めると次作につながる発見があるかもしれません。
 
 小学生の時に、親に連れられて行ったモーリス・ユトリロ展が原点だろうと思われます。おそらく「ラパン アジル」の絵だったと覚えていますが、絵から目が離せなくなりました。
 
 なぜかは当時分かりませんでしたし、今も当時の気持ちは分かりません。とにかく脳裏に焼きついた。
 
 ユトリロの解説で覚えていることは、アル中で絵は独学、というポイントでしょうか。
 
 何年か前に福岡県立美術館にユトリロがきたときに観に行きました。無条件で好きでしたね、やはり。パリなんですけど、絵に湿度があって、自分のパステル画に湿度があると指摘されたときには分からなかったのですが、今ならDNAにユトリロがマインドセットされているからと分かります。
 
 次に覚えているのは岸田劉生の「道路と土手と塀」です。これも熊本県立美術館でした。またもや風景画。麗子像も覚えていますが、とにかくこの坂道の絵に夢中になった。
 
 今でも理由は分かりませんがこの2作品の記憶がDNAに刻み込まれているのは間違いありません。
 
 久しぶりに思い出しましたが、ふとしたときの様々な判断基準にこれらの絵がなっていることに、改めて気付きました。子供のころの記憶は恐ろしいです。なんとなく今の自分の絵にも地続きで繋がっていて、何が影響するか分かったもんじゃありませんね~。
 
 本日は小学生時代を思い出しています。
 
 いつも、手元に置いていた画集がありました。
 
 鳥山石燕の「図画百鬼夜行」です。
 
 ことあるごとに眺めていました。祖父の家にあった画集を持ち出していましたね。ボロボロになったな。
 
 ここまで書いてきて、随分小学生ぽくないと思いますね。
 
 ずっとバスケ部で1日の大半は学校にいる、土日も練習という日課でほとんどテレビを見る習慣がなく、アニメ、特撮などのポップカルチャーに全く親しまない生活でした。
 
 たまに触れるそういうカルチャーが新鮮だったのでしょう。
 
 たまの展覧会も影響受けますが、普段は図書室にいるのが好きな文学少年だったので、本の表紙絵からの影響も強いです。
 
 そして、今の絵柄に激甚な影響を与えたと思しき人をたった今、理解しました!!!
 
 江戸川乱歩の少年探偵団シリーズの表紙絵を描いた柳瀬茂 !!!
 
 そうだったんか…
 
 そういうことだったんか…
 
 ホラーや怪奇好きは江戸川乱歩のせいか。
 
 今日はリアルに発見があるな…
 
 また次回に。
 
 サリュ

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