« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月29日 (土)

アニメについて。

 アニメは、積極的に見ます。

 実写の映画(アニメを持ち出したから、実写とか言いますが)、より優先して見ます。
 
 理由は、まぁ、理由なんてないんですがまず好きだから。
 
 比べられないのですが、実写とアニメはどちらが自分にとって上位概念かというと、あきらかにアニメです。
 
 絵描きだから、アニメの凄さは身にしみて分かります。
 
 適当なカットが許されない。
 
 昔、北野武監督が町の何気ない風景とかを撮っておいて、本筋と関係ないところに挿入したりするというインタビューを読んだことがあります。そういうラフな映画つくりにも痺れますが、アニメにその考え方は許されない訳です。
 
 カットの全てにかなりのコストがかかります。当たり前のことですが、全編、設定と演出を完璧に貫ぬいて作画スタッフに指示するのが監督の基本的な仕事です。
 
 ちょっと想像するだけでも圧倒的な才能が必要です。
 
 実写に比べて、アニメの良作が非常に少ないのも頷けます。いい絵を描けるスタッフを確保するだけでもかなりの労力だと想像できますし。
 
 アニメを見るほうの目も厳しい。アニメファンは膨大なコンテキストを理解しているから、送り手も一瞬も気が抜けない。
 
 エヴァンゲリオンの最新作においては、1秒も隙がありません。ため息がでるほど、気を抜いていない。こんなアートが他にあるかな…と呆然としてしまいました。劇場で。
 
 で、うる星やつら2ビューティフルドリーマーを、今更ながら初見したわけです。
 
 …何だコレは…
 
 何をした…押井守…
 
 目が点というのはこのことでしょうか。
 
 30年もこれを見ずにいたとは。他の押井劇場作品はほとんど見ています。
 
 しかし、これ程自分を抑制しなくて全開の作品は他にありませんよね。
 
 凄いな…
 
 先ず、うる星やつらというコンテキストを理解しなければ、楽しみ半減ということ。
 
 遠いフレームで見れば、アニメファンを否定していること。90年代のエヴァに通じる。
 
 うる星やつらの原作ファンを絶望的に程突き離しながらも、この原作の世界観を完璧に守っていること。
 
 全てが奇跡的なバランスで成り立っています。
 
 あ~、これは歴史的に残る。
 
 残るが多分、当時はヒットしなかったろうなと、間単に予想ができてしまう程の飛ばしっぷりです。
 
 アニメに関しては、1クールものとかはよほどのものでない限り、時間がアレなんで見ることはありませんが、劇場作品はなるべく見ます。(図書館戦争はちょっとどうかと思いました)
 
 去年は、魔法少女まどかマギカは全編見てしまいましたが。エヴァ以来です。
 
 アニメーションは、恐ろしいほどの犠牲を監督に強いるのだと思います。
 
 凄い作品が年に1作品も出ない(あくまで劇場作品の話)事も、ざらにあります。熊本という地方で鑑賞できる作品に限っていますが。
 
 今回何が言いたかったかというと、アニメなんて見ないよという向きとは根本的にクリエーションの面で話が合わないということです。
 
 手塚治虫のブッダという超名作の劇場作品監督のインタビューがDVDに入っていまして、作り手自身が「アニメなんて…」という意識に溢れていて、ビックリした経験があります。映画界においてのヒエラルキー(下らない)をまざまざと見せ付けられる、負の遺産として一見の価値あり。
 
 クールジャパンとかポップカルチャーとか、イメージの刷新はさておき「アニメーション」は凄いよ!。
 
 サリュ
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月28日 (金)

新町三畳美術館「衝動のシルエット」展、中盤です。

 毎日、沢山のご来館があります。

 新町三畳美術館での企画展は実に久しぶりです。ご来館頂きました皆様、誠にありがとうございます。
 
 これからご来館頂きます方、OPEN13:00~18:00となっております。
 
 夢中という言葉がありますが、最近、まさにそう感じることが多々あります。
 
 夢というものは将来、いつかかなえるものかなと漠然と思っていましたが、そうではないのですね。
 
 自分で「夢とか、本当にないな~」と不安に思っていたのですが、そうではないなと。
 
 昔、夢に見ていたことが次々に実現していて、今はその先を行く現実が立ち現れ始めたなと。
 
 だいそれた夢を見ていたのではなくて、自分たちが作ったものを軸に生きていきたいと思っていた程度です。
 
 それが少しづつ実現し、もうすぐモヒカンポシェットは全国展開を予定するまでになり始めています。
 
 熊本から全国へ。ファッションとアートの両軸で前へ進んでいます。
 
 あらゆる事を、独学で今までやってきました。
 
 地方から独自にメゾンを立ち上げて、全国、その先に世界へとシーンを作っていく最中です。このような例は、戦後のあらゆる価値感が初めて作られていく過程ではたくさん例があります。
 
 現代のように、あらゆることがシステマチックに効率化されたファッションシーンの中で、真逆の立ち位置からアプローチをしているのがモヒカンポシェットです。
 
 身に着ける服、バッグ、アクセサリーのことを考えてみます。それぞれの人、それぞれの個性があります。モヒカンポシェットはそのことに丁寧に向き合った作品を制作し続けます。モヒカンポシェットとしての個性をさらに進化させながら。
 
 ファッション界が高速道路を飛ばす、スポーツカーの世界とすれば、モヒカンポシェットは徒歩で道を確かめています。
 
 スピードと効率の世界が見過ごしている風景を楽しみながら。
 
 サリュ
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月26日 (水)

【メディア出演情報】7月10日、RKK週間山崎くんにモヒカンポシェット登場予定。

 7月10日(水)のRKKテレビ番組、週間山崎くんにて、モヒカンポシェットを紹介して頂く予定です。

 町屋特集という枠の一部で、登場予定です。通常営業状態と、衝動のシルエット展の展示状態の両方を紹介して頂いたら、嬉しい限りです。
 
 本日も衝動のシルエット展、開催中です。
 
 7月7日まで、13:00~18:00、無休ですのでお気軽にお越し下さい。
 
 モヒカンポシェットは9月に、企画展示販売の予定が決まりました。今現在急ピッチで内容を固めておりますので、決まり次第後報告できると思います。
 
 この展示はいよいよ、九州を飛び出しての企画になります。
 
 NPOアートスイッチとしてもやっと色々片付いてきましたので、全力でモヒカンポシェットの企画制作に向き合います。
 
 モヒカンポシェットと共にアートのクリエーションも企画に組み込みます。
 
 サリュ
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月24日 (月)

新町三畳美術館「衝動のシルエット」展、好評開催中です。

 モヒカンポシェットは、布地の仕入れからデザイン、縫製、販売、企画立案、実施まで全て独自に展開しているファッションのメゾンです。昭和初期などは、町の服屋はそれが当たり前でした。

 それどころか、服をつくるのは基本、家庭の母や女性の通常の家事の一部でしたね。
 
 プロに服を仕立てることができるのは、一部の裕福でおしゃれな人々の特権でした。
 
 時代は変わって現代はどうか?
 
 ファッションを担うのは町の仕立て屋や、家庭の女性ではありません。基本的には大企業の大量生産、大量消費で製造過程は効率化して、安い価格でファッションを楽しむ時代です。
 
 その過程で何が起こったのか、一番大きいのは実際の服の製造工程の工業化ではないと、新町三畳美術館長としては考えています。
 
 クリエイティブの現場ではどんなジャンルもそうですが、アイデアをインプットしてアウトプットする行程に、パソコンが導入されたことが、世界中で起きたイノベーションです。
 
 これだと思います。
 
 クリエーションの処理過程を効率化することで、スピードと精度は飛躍的に上がりました。最優先は利益、効率、スピードになっていくときに、切り捨てたものは何か。
 
 今、本当に必要なのは?
 
 その疑問こそ、モヒカンポシェット「衝動のシルエット」展に繋がる気がしています。
 
 世界中でほとんど同じOSを使用しだした結果、本来クリエイティブだったもののアウトプットが均質化することになりました。パソコンのソフトで編集されるクリエイティブは、ソフトの限界がクリエイティブの限界です。
 
 もちろん、ソフトの性能も向上しますが、そのベクトルは決まった方向なのでクリエーションもその流れに乗る方向が主流になります。
 
 近年、それを懸念した一部のブランドは、何とデザイナーに手描きでパターンを引かせる路線をとった企業も現れました。
 
 これこそ、真のクリエイティブの復権だと思います。
 
 流行に左右されないクリエーションを、モヒカンポシェットは常に提案しています。
 
 そして今回、岡松トモキ氏の写真は、手作業で版木に転写して叙情あるアートピースになりました。販売もしておりますが、好調にお客様のもとへ旅立っております。
 
 写真はファッションよりもさらに、パソコンのソフトとの相互作用が大きいジャンルです。
 
 そこに転写という手を使った技術で、従来の写真展では感じることが出来ない温かみが生まれています。
 
 モヒカンポシェット×岡松トモキという組み合わせは、一面、人の温かさと叙情性という面が図らずも出てきました。
 
 これがコラボレーションの面白さで、意図したものを越えて行きます。
 
 期日は7月7日までです。
 
 皆様のお越しをお待ちしております。
 
 サリュ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月21日 (金)

新町三畳美術館「衝動のシルエット」明日22日13:00開幕です。

 6月22日(土)13:00より、衝動のシルエット展in新町三畳美術館がいよいよ開幕致します。

 明日22日はオープニングパーティーとして、13:00~20:00まで、軽食片手にお気軽交流会を開催します。もちろん入場、参加費無料です。
 
モヒカンポシェットと岡松トモキの世界観が交錯すると、何が生まれてくるのか?ファッションとフォトグラフ、映像などこれまでの新町三畳美術館にはない組み合わせです。
 
既存のファッションブランド(超ビッグなメゾン)も、パリにモードが生まれたときからアートとコラボレートしたショーケースを生み出し続けています。
 
近年も日本のアーティストとビッグメゾンのコラボレートの事例に事欠きません。なぜそうなるかと言えばファッション自体が西欧ARTのいちジャンルであり、人間が裸族に戻らない限り、必要とされ続けるものだからです。身にまとうものという足かせから逃れられないファッションは常に新しいものを取り入れ続けない限り職人技になるか「古い」と言われ淘汰されます。 足かせのない本来のARTの、最前線のアーティストを起用することで古い皮袋に新しいワインを入れる状態にすることがファッション側の目的です。
 
ART側からの目的は、言うに及ばずという位のメゾンとのコラボですから、一般への知名度が飛躍的に広がります。
 
蛇足ですが、ファッションに採り上げられたアーティストは、流行の一部として世間に受け流される危険性も持っています。
 
さて、熊本という場所で開催する、作家同士の企画展の面白さは、また違ったものになります。
 
衝動のシルエット展の一番の面白さは展示を見て感じて頂くとして、熊本新町の町屋というスペースの価値がまた新しく書き換わる面白さがあります。
 
ここでしかできない、展示。
 
まさにオルタナティブ・アートスペースの真価ですね。
 
自分たちの手でファッションメゾンを立ち上げ、フォトグラフを楽しみ、熊本という町の新しい価値を生み出し続けるということ。
 
先ずは出来ることから始め、少しずつ世界を広げていく。
 
熊本という場所や人が生み出す価値、それが日本全体や世界に広がって行くことの可能性を、各々が試し続けています。
 
その過程を楽しんで下さい。
 
いよいよ開幕!!
 
熊本市中央区新町1丁目10-28 TEL 080-4288-8882(櫻井)
 
サリュ
June 22 from (Sat) 13:00, silhouette Exhibition in Shinmachi Triassic Museum of impulse will finally opening.
As the opening party, until 1:00 p.m. to 8:00 p.m., we will hold a networking event feel free to snack one hand the 22nd tomorrow. Admission is free entry fee of course.
View of the world of Okamatsu Tomoki Mohikanpochette When the mixture, what's born? It is a combination not to Shinmachi Triassic Museum of ever photograph and fashion, and video.
Also (Maison super big) Fashion existing brand, we continue to create a showcase that you have collaborated with art from the time the mode was born in Paris.
And no shortage in case of collaboration of Big Maison artists and Japan in recent years. Fashion itself is Western Europe ART Noichi genre speaking why I be so, as long as the person does not return to the tribe, it is because it is a thing to continue to be required. Fashion that does not escape the shackles of those clad in a body is selection is said to be "old" or become craftsmanship as long as you do not continue to incorporate new things always. Be ready to put new wine into old wineskins be to appointment of the original ART without shackles, the artists at the forefront is the purpose of fashion side.
The purpose of the ART side, because it is the collaboration with the Maison of that place, not to mention visibility to the general spreads dramatically.
It is the icing on the cake, but the artist was taken up in fashion, also has risk of Ukenagasa to the public as part of the epidemic.
Well, it proves to be different again, is interesting is to be held in a place of Kumamoto, the exhibition of artists with each other.
And have you feeling as to see the exhibition of the most interesting silhouette exhibition of impulse, there is a fun be rewritten also new value of space that Machiya in Kumamoto Shinmachi.
Can not only here, exhibition.
It is the true value of the alternative art space exactly.
It launched a Fashion Maison in their hands, to enjoy the photograph, and that continue to create new value of the town of Kumamoto.
He started from the fact that you can First, we will expand the world little by little.
Each continues to try, the possibility of human worth and place of Kumamoto produce, it will spread to the entire world and Japan.
Enjoy the process.
Begins finally !
Kumamoto Chuo Shinmachi 1-chome, 10-28 TEL 080-4288-8882 (Sakurai)
Salut

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月19日 (水)

アサヒ・アート・フェスティバル2013に参加してきました!

 6月15日に開催されました、アサヒ・アート・フェスティバル2013グランドオープニングパーティーに参加してきました。

 第一部がアサヒアートスクエアでの車座座談会、第二部が隅田川を船で下るイベントでした。
 
 前日には横浜若葉町のART LAB OVAさんにお世話になり、パーティー後には山海塾の石井さん、アートスイッチバスツアーvol.2にてコンテンポラリーダンスで参加頂いた小池さんにも大変お世話になりました。
 
 東京に行く度、様々な方々と出会い、何か繋がっていくような気がしています。あまりに多様な活動の人と会うので、話を聞いているときには理解ができなかったりすることが多々あります。でも、後日、あぁ、そういうことだったかと気付くなど、我ながら理解力のなさにあきれたりもしていますが、見識が広がるというのはこういうことなんだなと、最近分かってきました。
 
 それぞれのプレイヤーが、全国の様々な場所で、様々な問題に取り組んでいます。
 
 簡単にはいかない、これまでに日本が無視やあえて放置してきた問題です。
 
 美術家の目線からすると、そういう問題に取り組むかどうかはそれぞれの資質による、というところでしょうか。
 
 アートスイッチも、最初は様々な問題に取り組むというよりは、地方のアーティストの表現場所をつくるところから始まりました。
 
 やり続けているうちに、日本人はなぜこんなにも表現することにたいする意識がないのだろうと疑問に思い始めています。
 
 自発的に考えて行動する人間を応援したり、自分も表現して、それが当たり前なんだというのが多様性がある世界のはずです。
 その世界を肯定するためへの活動へと、少しずつ舵をきっています。
 
 全国の事例を見ると、うちもまだまだこれからだな~と。
 
 今年は勉強ですね。
 
 サリュ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月13日 (木)

アサヒ・アート・フェスティバル2013に参加します!

 

アサヒ・アート・フェスティバル2013 がいよいよ明後日15日に迫って参りました。

 ネットワーク枠で参加しているNPOアートスイッチも、参加致します。
 
 明日、東京に移動するのですが、14日の夜は横浜の「ART LAB OVA」さんにお世話になります。
 神奈川県初上陸です。
 
 まさか、こういう形で訪問できるとは思ってもいない展開です。ART LAB OVAさんの呼びかけで、AAF前後で交流会をしませんかという提案に乗らせて頂きました!
 
 アートNPOというものの可能性について、なかなか熊本にいては知るのが難しかったのですが、全国の様々な組織と交流することで目から鱗がポロポロ落ちまくりです。
 
 美術家としては、井の中の蛙が悪いこととは思いませんが、オーガナイザーはそれでは駄目だと思います。
 
 自分の中にこの2つの視点があって、たまに統合失調みたいな感じになりますが、概ね順調です。
 
 全国の様々な事例に直に触れることは、今後のアートスイッチにとっても重要になってきます。
 
 この4年はアウトプットが主でしたが、今年の下半期はインプットに主眼を置いています。これまでのアウトプットがなければ、AAFに参加することも無理だったでしょうし、面白いもので必要なときに必要な機会を与えられている気がして不思議な気持ちになります。インプットが必要な時期なのだと思います。
 
 アートスイッチにとって、この機会はどういう化学変化を起こすのか、自分たちでも分からない部分があってとても楽しみです。
基本的に、美術家「櫻井栄一」とはどういう人間かというと、作品集を見てもらうと分かるのですが個人的な恩讐とかが強く、それでいて人間への興味が尽きない。人と付き合うこともあまりしない、感じです。
 
 ところがアートNPOアートスイッチの代表としてはどうかというと、アーティストと普段アートに触れ合うことがない方々をつなぐ企画を立てて実施する。実施するプロセスでは実に様々な人と交渉したり、打ち合わせを重ねていきます。プレゼンも、これでもか!というくらいします。とにかくコミュニケーションが第一義で、様々な主張や考え方、生きかたをすり合わせながらアートイベント企画は進行していきます。
 
 作品を制作する過程と、アートイベントを実施する過程は、心理的には真逆なのです。
 
 絵画みたいなアートピースを長時間制作するときに、人と密にコミュニケーションを取るはずありませんよね、単純に考えても。
 
 アーティストと、アーティストを支援する組織を両方やっていて感じるのは、必要な資質が真逆なんだなと。あくまで櫻井栄一としての個人的な感想ですが。
 
 どちらの面が今までなかったかというと、NPO活動を行っていくような面は、始めるまでは全くなかったのですね。
 
 自己変革です。
 
 その結果何が起きたかというと、単純に視野が広がりました。
 
 アートのみならず、様々な人間の様々な試行錯誤が気になります。
 
 歳を重ねる毎に、人間の多様性に驚くことが多くなってきました。孔子曰く、四十にして惑わず。現代日本では無理な相談ではないでしょうか。40歳って、一番自分の多様性を感じる層なんじゃないかな。経験を積んできて。
 
 惑い過ぎ、揺らぎすぎです。
 
 今は出来る限り、様々な経験をして、体のなかに澱のように溜まっていく何かを意識しながらインプットあるのみです。この澱が重要で、ある日湧き上がって思ってもみなかった何かが出てきますからね。
 
 この旅でどんな出会いがあるのでしょうか、楽しみです。
 
 ※スマホどころか、ガラケーすら持っていませんので14日~18日までネット的に不通になりますのでご連絡は携帯電話にお願い致します。
 
 080-4288-8882 櫻井
 
 サリュ
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月12日 (水)

新町三畳美術館「衝動のシルエット」展について。

 新町三畳美術館では、初の二人展を開催します。
 モヒカンポシェット&岡松トモキです。
 コラボレーションという形式になりますが、ファッションとフォトグラフは親和性が高く、切り離せない関係性です。
 アートという角度で見た場合、どういう風に構成するのかが見所になります。
 正直、未だに着地点は見えていませんが、ただ、お互いの作品を展示するというかたちにはならないでしょう。
 お互いの創造性の中に少し入りながら、何かが表現できないか、という展示になるでしょう。
 コラボレーションという概念は、今やあたりまえになりましたが、お互いの関係性をどう捉えるかで無限の表情を見せます。
 よくもわるくも、入り口が広いので入りやすい表現方法ですが、成果物がよくなるためには色々と課題も多い表現方法です。
 モヒカンポシェットと岡松トモキは、一緒に仕事をすることも多いので、お互いの創造性の特性の理解は深いと思います。
 そこから、どういった表現が生まれ、展示はどうするのか。
 新町三畳美術館ならではの何かが表現できればいいなと思っています。
 これまで、しばらく「かね屋」での展示紹介が多かったのですが、モヒカンポシェット&新町三畳美術館も現役の町屋ということで、改めて紹介していきます。
 今年で開館4年目になります。
 実感からすると、本当に一瞬ですね。
 4年前は、町屋への注目度は低かったのですが今では空き町屋を探している人たちがいます。新町三畳美術館も長いこと空き屋だったのを改装して今の状態にしました。
 築100年です。
 まだまだ現役でいけます。
 昔の建物はすごいな~。
 サリュ
In Shinmachi Triassic museum, I will hold a two-person show for the first time.
Mohikanpochette and Okamatsu Tomoki.
It is in the form of collaboration, but the affinity is high photograph and fashion, it is relationships that can not be separated.
It is to highlight when viewed at an angle of art, and whether to configure how does.
Honestly, I do not see it landing point but still, only, you will not be in the form of the works of each other.
It will be on display while entering a little in the creativity of each other, that something, or can not be expressed.
The concept of collaboration is now commonplace now, but show an expression of infinite How on whether you perceive the relationship of each other.
It is a mode of expression that easy to enter or worse dare, entrance so wide, but it is representation issues in various ways, there are many for the artifacts is improved.
The Okamatsu Tomoki and Mohikanpochette, we feel it is to work together much so understanding of the characteristics of the creativity of each other and deep.
From there, the expression what was said is born, if the exhibition do.
We are Hoping I something of Shinmachi Triassic museum only if possible representation.
Until now, the introduction at the exhibition "money shop" is I had many a while, Mohawk pochette & Shinmachi Triassic museum also means that Machiya of active duty, I will continue to introduce again.
It becomes the fourth year of opening this year.
From a feeling, It is really a moment.
4 years ago, Attention to Machiya is of lower but are people who are looking for a free Machiya now. I was in a state of now Shinmachi Triassic museum also a renovated was a free shop that long.
Is a 100-year-old.
I can go in the still active.
Building of old-Its crazy.
Salut
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月11日 (火)

のどに刺さった小骨が取れたような感じです。

 アートや美術という価値体系を、経済的に成功したかどうかで判断する傾向があることについて、違和感があったのです。

 「売れてから言えよ」
 
 という台詞にぐぬぬとなりながらも、明確に反論できないでいました。自分が売れていない美術家ですからね。
 
 駆け出しとか、売れそうにも無い美術家が、なかなか反論できない、強力な呪いのような言葉ではないでしょうか。
 
 なによりも、日本を代表するアーティストの村上隆がこの呪いを吐き続けています。
 
 西欧ART界で通用する文脈で勝負しろ(コンテキスト)と。
 
 確かにARTは16世紀の西欧で、王侯貴族階級への提供という形から発展を始めました。
 ARTは確かにそうなんですが、人類が絵を描くという行為の最初の痕跡は3万2千年前に遡ります。
 
 だから、絵を描く行為は人間の本能なんだし、素晴しい行為だから経済的な成功は二の次なんだよなどと言うつもりは毛頭ありません。
 
 アートを人生を左右する価値判断の基準に据えるとします。
 
 大抵、普通はアートなどではなく、経済になるはずです。人並みの人生とか、普通の生活(就職、結婚、子供、郊外の一軒家、定年、第二の趣味的な人生、孫の顔等)は全て経済の基盤を安定させることが大前提です。
 
 つまり、普通、人生の価値基準の大半が「経済」になる。
 
 アーティストがこれを基準に置くと、どうにもならない。
 
 アートを宗教に置き換えると分かりやすいですね。
 
 宗教で重要なのは、現世利益なのでしょうか。現世利益の宗教てうさんくさくないですか。宗教の価値で重要なのは、人生をよりよくするための判断基準を宗教という価値体系が定まった外部に置くことで、人生を安定させることではないでしょうか。
 
 決して経済的な見返りではないはずです。
 
 宗教を使ってガンガン稼ぐ、ことも悪いとは思いませんが、それってどうなの?と思う。
 
 アートは宗教のように、決まった価値体系が確固としてあるものではないです。むしろ既成の概念を疑って脱構築していく、常に新しい概念を追っていくものです。
 
 そこに資本主義経済という価値体系を組み込んで、日本に新しいアートの姿を見せているのが村上隆というアーティストの本質ではないのでしょうか。
 
 だから、アートと資本主義という価値体系の組み合わせで、資本主義的に勝者に立たない限りこの新しいアートムーヴメントには乗れません。
 
 フォロワーが出ないという点でも、この組み合わせが非常に難しく、「特異点」そう、「点」になってしまっている。
 
 これはアーティストとしては、これ以上にないほど素晴しいことです。
 
 アートとしての価値体系から見れば、新しい価値を日本で作り上げたアーティストとして収斂していくのだと思います。
 
 「売れてから言え」
 
 に、アート側から初めて真摯に答えたアーティスト。
 
 アートや資本主義を考えたときには外せないアーティストなので書いてみましたが、書きたいことはそこではありません。
 
 アートが人生の価値判断の基準になるのがアーティストなら、もっとアートに信心するべきということ。
 
 資本主義に負けない、追求していくべきものとして。
 
 狂信する。
 
 狂わないとね、資本主義に飲み込まれますよ。
 
 もちろん、経済活動は生きていく上で外せません。
 
 でも、肝心なことを判断するときの価値体系はアートに置きたい。
 経済みたいに勝った、負けたの論理に収まるものではないはず。
 
 両者を組み合わせて、作品として提示するという離れ技は、自分にはできそうもありません。
 
 だからせめて、自分なりの美を追求するしかないのだな。
 
 売れる、売れないへのアート側からの返答はカイカイキキが提示してくれているから、安心して自分のアートを追及できます。
 
 アート側から、資本主義への返答とかも、実はアートとしてはどうでもいいことで。
 
 アート自体が価値なのですから。
 
 これがアート原理主義というものです。
 
 サリュ
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 7日 (金)

blogの検索フレーズに「櫻井栄一 宗教」が1位になっている(笑)

 面白いですね。

 確かに今まで、日本の若い普通の美術家よりは多く、宗教について言及してきました。
 
 人間にとって避けられない事柄だからです。
 
 宗教、経済、政治、哲学、芸術、その他もろもろを追求し続ける中にしか絵描きの存在意義はないのですから。
 
 自分の画風を追及するのもいいでしょうが、趣味的な意味での美術に興味はありません。
 
 世間から隔絶したような美術的にだけ意味があるような、そんな作品を制作する気はないのです。
 
 作品が現実と交錯していくこと。
 
 そういう作品を制作する為には、人間の営み全般に、特に今は現代日本の状況を自分なりに捉えていく事に注意を向け続けています。
 
 宗教が現代でどういう働きをしているか、注意深く考察する必要性があります。
 
 以前も書きましたが、特定の宗教の普及の為ではありません。日本人の宗教観NOWを注視しているのです。
 
 宗教だけではなくて、政治、経済その他もろもろも同様です。
 
 日本の美術が、一見世間と隔絶しているように見える現実を、きちんと直視したいだけです。
 
 一人の美術家がやるべきことは、政治的、宗教的、その他諸々を発言によって意志表明することではなく、当然、作品によってやるべきです。
 
 そういう意味で、作品に宗教的、政治的な意味合いのものが表出するのは自分にとっては当然のことです。
 
 また、そこに偏った何かが表現されているように見えるのなら、絵描きにとっては極当然と言えるでしょう。
 
 偏った何かが絵描きの本質なのですから。
 
 何度も書きますが、特定の宗教の教義がどうとかではなく、現代日本における宗教の立ち位置を追求しているだけです。
 
 現代日本の美術家として、今後活動していく為の自戒です。美術界の特定のタコ壷には入らない。現実の世界で機能していく美術作品を、制作し続ける。
 
 その為には思想的なタブーをつくらない。
 
 当たりまえのことのようでいて、今の日本はこの真逆に進んでいますから、結構難しいのです。
 
 サリュ
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 3日 (月)

新町三畳美術館「衝動のシルエット」展開催のお知らせ。

 新町三畳美術館、企画展のお知らせです。

 6月22日~7月7日、OPEN13:00~18:00、会期中無休
Web Web_2
 ファッションとフォトグラフがお互いに影響しあいながら、どういう作品に展開していくのかとても楽しみな企画展です。
 
 今現在も、作品を制作中です。展示期日ギリギリまで制作予定です。オルタナティブアートスペースならではの、ライブ感全開で行きます!
 
 新町三畳美術館ならではの、キュレーションもあります。
 
 今回は初の作家二人展ということで、二人の作品が、お互いに影響しあう世界があらわれます。
 
 作家二人で展示をする意味は何かということを、お互いの作品世界に反映することで表現します。岡松トモキ氏のフォトグラフからイメージするモードをモヒカンポシェットが40作を越える作品数で表現します。
 
 さらにその作品から岡松氏が、イメージをフィードバックしたフォトグラフの作品世界を展開していきます。
 
 その作品を新町三畳美術館というすスペースでどのように展示するのか。
 
 毎回、新しい試みがあり、とても面白い展示になるでしょう。
 
 オープニングパーティーを開催します。
 
 6月22日、13:00~18:00 参加費無料です、お誘いあわせのうえお気軽にご参加下さい。
 
 サリュ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »