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2013年9月 1日 (日)

熊本のファッション王国復活の鍵。

 これだけ郊外の巨大商業施設が増え続けると、郊外型ロードサイド文化がすでに成立してしまっていると思います。

 それが何を生むのかというと、均一性と想像力の剥奪だと、個人的には思っています。
 
 例えば熊本の郊外のベットタウンに住み、仕事は近くの工業団地、休日はショッピングモールで過ごすというライフスタイルから、ファッションに限らず創造的な何かが生まれやすい土壌とは思えません。
 
 便利に与えられるものに充足してしまうと、それ以外の価値感を求めることが難しい。
 
 効率を追い求める、その時代は終わりました。
 
 年代的に、熊本がファッションで全国をリードした時期を知りません。
 
 その時のリードは、海外の未知のブランドをいち早くキャッチしたブームだと思います。この情報社会では今後そのやり方では二度と熊本がイニシアチブを握ることはないでしょう。
 
 ファッションやアートを手がけている実感から言うと、売れてるファストファッションやリアルクローズのことはとりあえず置いといていいと思います。あれはファッションの感度とかで売れているのではなくて、生産と物流のイノベーションで利益を生んでいるだけなので、(デザインはその年のコレクションのダウンロード)アートでいうポップアートのファッション版です。単純にいえば、生産拠点を途上国にし、為替の差額で稼いでいる(アメリカのポップはそこまでえげつなくなかった)。付け加えると、土地の転がしも入ってくるのでうんざりしますが。
 
 そのグローバル企業に地域の命運を託すイノベーターがいるはずないので(いないよね?)、イノベーションは地域が持つ、独自のポテンシャルを使うべきです。
 
 と言っても、日本のファッション売り上げ企業トップ10のほとんどがファストファッションの企業ですから、難しいのも分かります。
 
 ここからが本題。
 
 熊本のポテンシャルは何か?
 
 中心市街地です。アーケード街ですよ。
 
 アーケード街のどこか?
 
 ビルの2階より上の空きテナントです。
 
 今、このポテンシャル以上の素材は熊本のファッション関係にはありません。
 
 これは、今すぐ儲かるとか、スマッシュヒット商品開発とか、そういう話ではありません。
 
 新しい熊本のファッションシーンを、いちから創造するという話です。なので、実行に移して効果が出始めるのには最低でも5年は掛かります。
 
 具体的な構想みたいなものはありますが、今回はこの辺で。
 
 今流行っていることの、真逆の考え方に答えはあります。
 
 興味がある方たちと、一緒に考えてみるのもいいかも知れません。
 
 イノベーションは痛みを伴いますし、色々大変ですけどね。
 
 サリュ
 

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