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2013年11月20日 (水)

アサヒ・アート・フェスティバル2013報告会!

 NPOアートスイッチは、今年初めてアサヒ・アート・フェスティバルのネットワーク枠に参加しています。

 今回が初めての報告会でした。
 
 全国52団体が、今年の事業報告会を行ったわけですが、本当にプレゼンがうまくて凄いです。
 
 地域に入っていく中で、様々なプレゼンを日常的にしているのでしょう。最後の感想的なことでもおっしゃってましたが、何かわけ分かんないもの、という意味での予定調和的でない何か、はほとんどありませんでした。
 
 それは、本当にいいことだと思いました。
 
 何故かと言うと、10年前には全く一般に認知度がなかった、アートフェスティバルや、ビエンナーレ、トリエンナーレ形式、ワークショップなどの手法、アーティスト イン レジデンス、コラボレーションその他のアートの様々な事象が一般化してきたことに他ならないからです。
 10年前、新しかった手法が、今はAAFなどの活動によって、活動団体の認識が上がったと考えるのが正しいでしょう。
 
 それによって、アーティストではなくても表現できる場が、全国に広まり始めています。
 
 いよいよアーティスト不要論も、AAFの中で聞こえてくるようになっていました。
 
 今回、報告会を聞いていて考えたことがあります。
 
 多分、アーティスト不要というのは誤謬があって、これまでのアートを地域に根付かせる手法が一般化したことでアーティストではない方々が表現を始めたことで、アーティストの底上げが起こっているのだと思います。
 
 地域に根ざしたアートを介した手法が、一般化した。その中にアーティストが留まるなら、本当に不要になるでしょう。
 
 しかし、それはアーティストの仕事ではありません。アーティストとは常に新しい価値を、追い求めるのが本来の姿です。
 
 一般化した手法やそれぞれを越えて、自分が追い求める価値を具現化すること。
 
 これからは2極化してくるのではないかと、密かに思っています。
 
 一般化したアートの手法を、アーティストではない方々が(行政、教育者、アートに興味がある普段は創作活動をしない方など)、どんどん全国での活用例が増えていくでしょう。
 
 その先には飽きと倦怠感が待っています。
 
 すでに都市部では、その予兆が見えるところもあります。
 
 ではどうすればいいのかと言うと、新しいことをやり続け、考え続けなければいけません。もともとアーティストというのはそういうものですから。
 
 あと、もうひとつ大きい問題を感じたのですが、これだけアートの入り口の間口を広げたのはいいのですが、出口は?
 
 このままでは、美術系の学校を出たあと全くアートと関わらない人生を歩むしかない、アート難民を拡大生産するシステムへ収斂する可能性があるな~とぼんやり思いました。
 
 NPOアートスイッチは、相変わらずその問題に取り組み続けます。
 
 入り口はまかせました!
 
 出口を作ります!
 
 という、再確認になりました。
 
 地味に、長く、というスタンスです。
 
 サリュ
 
 

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