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2014年3月10日 (月)

マーチャンダイジングというものと向き合う。

 ファッションにおけるマーチャンダイジングとは。

 随分長いこと半導体の工場で働いていたので、ファッションにおけるMDは工場で言うジャスト・イン・タイムと同じことだと理解しています。
 
 業界が違うだけで、言っている意味はほとんど同じです。
 
 要するに、効率化です。
 
 ファッション業界では、それが行きついた先がファストファッションです。
 
 このシステムは、誰を幸せにするのかというと、経営者や役員、株主などです。
 
 それはこの資本主義の世界では、善です。それが、企業経営の根幹ですから。
 
 生産に関する労働力の確保という意味では、賃金が安い国に仕事を増やします。そういう観点でも、悪い事はなにひとつありません。
 
 基礎賃金が高い国での単純労働が、安い国へ移るだけ。
 
 何でこういう話を延々してるかというと、内幕を知ってしまってもファッションに夢を見ることを諦めないと言いたいからです。
 
 一生、衣服を着続ける、それは普通の事です。
 
 極端ですが、服は自分が何者であるかを表現する、最初の手段です。
 
 何を着るか、着ているか、いつもひとに見られ、判断されています。
 
 モヒカンポシェットが提供できるただひとつの価値は、この服はあなただけが着ることができる世界にひとつだけのもの。
 
 という価値です。
 
 布地の仕入れから、デザイン、縫製まで一貫して一人で行う事。
 
 服をライン化して生産する工程は、できます。やろうと思えばおそらく簡単に。
 
 でも、それはしません。それは旧世代の仕事のやりかたです。もう飽きた。
 
 モヒカンポシェットに関して言えば、モヒカン製の作品を着て頂いてる方に、着る喜びを、もっと言えば感動を感じて欲しいのです。
 
 その為のMDをやっています。
 
 何か心で感じて頂きたい為の、ジャスト・イン・タイムで、アートを投入します。
 
 非効率なファッションのありかたに、非効率の塊のアートを組み合わせることで、本来着ることで様々なことを表現できた「服」の本質を鮮やかに切り取ります。
 
 【シロの風】
 
 今春必見の熊本の企画展です。
 
 サリュ
 
 
 
 
 

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