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2016年2月23日 (火)

【アートで稼ぐ】櫻井、最新版の見解。

 アートで稼ぐことのむずかしさ、これは延々と語られてきました。

 ①日本人は西欧アートの作法を知らないし、知ろうともしない。だから稼げない。

 ②アートに関わるのは、自分の主義主張。稼ぎは関係ない。

 ③地方でアートで稼ぐのは、無理なゲーム。

 ④地域とアートの関わり見えてきた、アーティスト不要論。

 ⑤いまだに美術団体所属が正統。トップは日展。

 だいたい、この枠組みで網羅していると思います。

 しかし、ここで誰も語らない、アートで稼ぐロジックが一つ抜けているよね。

 「アートを扱う側の人間は、割と稼ぐ」

 そう、アートを行使するアーティストは全然稼げないのに、アートを扱う側は、結構食えてるね。

 この構図を、もう一度、検討するべきだと思い今から検討しようかと思ったが、3時間くらい記事を書くのにかかりそうなので、要点をザッと書きます。

 アートを行うものが(特に地方では)先ず稼ぐ為に、確保しなければならない立場は、学校の先生。

 これは村上隆さんの本にも、出てきましたね。アートを扱う人としての教育者という立場。

 村上さんはこれに批判的でしたが、自分はそうは思わない。先に上げた「アートを扱う側は、割と稼ぐ」という現実の一例。

 さらには、ルイ・ヴィトンやエルメスやディオール、その他諸々が発信するアートの構図。これが最も顕著で、ファッションとしてアートを扱うことで、一時的に最高の効果を出すもの。

 しかしこの道は、アーティスト側に過酷で、時期が過ぎるとアイテムとして型落ち扱い、つまりアートを消費されてしまうというサイクルに入ります。

 この時期をどう凌ぐかが扱われたアーティストの手腕で、そういう意味では村上隆さんの振る舞いは参考になりました。

 お気づきでしょうが、この構図を、自分で作るのが日本でアーティストが稼ぐ唯一の構図だと考えます。

 自分の表現が、稼げない。でも、この表現を利用して稼ぐ構図を作ることは可能。

 ここにインディペンデントのアートディレクターが、存在する価値がある。

 この入れ子の構造に気付くのに、10年もかかってしまったよ。

 そして、こんなにあっさりここに書いてしまったよ。

 アートに関わる皆さん、これ、本当です。

 この5行に万感の念があるな~。

 明日も、6時起きで作品制作!

 サリュ

 

 

 

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