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2016年3月 6日 (日)

熊本でアートとモードをやる、というコト。

 地方で絵描きが個展しても、なかなか売れないしキツイよね。

 地方に限らず、都会でも同じだと思います。

 絵描きに限らず、クリエーターという枠まで広げてみても、自分が制作したものを売るのは、結構大変です。

 地方(熊本を主に)では、アート関連はもとからある文化協会、芸術家連盟みたいな、地方の大樹に身を寄せるのが、今も昔も変わらずベターな選択です。

 ローカルTV局主宰の、文化教室とかの芸術部門枠のほとんどを、この文化協会枠が押さえています。

 最近高齢化が進んできたのか、最初アシスタントとして出入りしていたのが、受講枠を受け継いだり。

 連綿と続く、熊本でアートで凌ぐ術があります。

 これも、文化協会や芸術家連盟の先達が築いてきた道だから、それはそれで後塵には貴重な道です。

 自分とは、全く関係ありませんけど。

 何の話をしているかというと、アート自体はお金になりにくいですが、アートを扱う側はお金になりやすいということ。

 文化協会、芸術家連盟というのは、効率よく互助する、昔ながらのシステムです。大きくなれば、日展とかに。これも全国を視野に入れた、権威システムで、いまだにアート関連者にはなかなかな金看板です。

 再び確認ですが、日展からここ10年で誰か凄いアーティストが生まれましたか?

 地方の芸術家連盟で誰か凄く稼ぐアーティストが、生まれましたか?

 そう、アーティストは生まれません。

 アートでは稼げない。

 アーティストを囲うシステムだけが、機能しています。芸術大学、芸術家連盟、カルチャースクール、美術予備校、絵画教室、貸し画廊、自費出版、そういった類。

 そういった類に先ず、入り込むことが生き残る第一義です。

 アートに限らずですが、モードでも流通でも、何でもいいのですが、自分だけの経済的なシステムを構築することでしか、生き残る道はありません。

 最近では新たな凌ぐ場所として、地域とアートというジャンルが出てきました。

 問題を抱える地域で、アートが有効に働くことを目指す動きです。

 この動きは、ようやく全国で試験段階に入りました。

 地方自治体も積極的な場合も多く、結構多くのアーティストやインディペンデントのアートディレクターが、様々な形で関わり、多様な展開を見せています。

 ここでも、安定的には稼げません。

 アーティストもディレクターも、地域の企画毎に企画を立て、採用されなければ活動する場所をもらえないのですから。

 この動きにフレキシブルに対応するアーティストも、結構多いと思います。

 この辺になると、作品の本質よりも、企画と文脈がイベントにいかに適正か?ということの方に重きがおかれているような気がして、そのアートイベントを見に行く気がおきません。

 今現在は、ゴチャゴチャやっている段階だと思います。地域とアート。

 ここまできても、凄いアート作品が経済を回す可能性は凄く低くて、アートを扱う側のシステムの変遷にしかお金が回らない。

 さて、どうすればいいのかという本題ですが、少し意地悪をしたくなってきたのでここから先は書かないでおこうと思います。

 システムを構築すればいい、というだけの身も蓋もないことなんだけども。

 どうすればそのシステムを構築できるか?

 それは、長くなるし、単純な話でもないので、またいつかね~。

 コンサルじゃないんだから。

 ネットビジネスでもない。

 リアルな、本質的なこと。

 サリュ

 

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