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2016年9月21日 (水)

料理・布の仕入れ・表現活動の基本。

 料理と、布の仕入れ旅は似ている。酷似していると言っても過言ではない。

 なぜか。

 始めたばかりは、無駄なものを仕入れてしまうこと。

 無駄なものとはやはり無駄になるもの。食材なら腐らせるまでほっぽらかし。布なら何年もしまい込んでいる。

 料理なら、近所のスーパーなんかで間に合わせられるからまだいい。

 布は、買い付けにヨーロッパの2か国を最近は旅するので、無駄は極力省きたい。

 よく、年2回もEUに行けていいな~と言われるが、一度一緒に行ってみると、多分もう一度一緒には行きたくないと思うこと請け合いだ。

 この2年程は結構な量の布を買い付けているので、足元もトレッキングシューズでガチガチに固めて、でこぼこの石畳を延々歩く。

 問屋街をひたすら布を買う為に徘徊し、値段交渉し、重い布を担いで移動する。夏は暑いし、冬は寒いし、時間を無駄にはできない。

 無駄にできない、の上位につけるのはしかし、時間ではない。

 荷物の重さだ。

 つまり、着替えは極力少なく。1週間滞在なら、下着やTシャツは3枚。靴下も。毎日ホテルで洗濯する。シャツやパンツは、へたしたら1枚きりをずっと着てる。乾燥してるから、平気だ。替えなんて、重くなるしかさばるから持って行かない。

 帰国するころは、スーツケースも手荷物も、布とボタンでぱんぱん。

 下着とかTシャツは、捨ててしまう。そういう、ボロボロのを、選んで日本から持っていく。

 旅先で所持する荷物は、ぎりぎりの最低限です。それが身についてしまった。

 これが、料理に似ている。

 例えば、ポン酢やうどんそばのだし、三杯酢とかは、ほとんど同じ調味料の組み合わせと量の違いしかない。

 だしとみりん、しょうゆ、酢があれば大抵の和食の味はこと足りる。

 料理し始めだと、ポン酢を買ったり、うどんだしというパックを買ったり、色んな酢を買ったり、いい加減冷蔵庫が、使いさしの調味料が邪魔でしょうがなくないですか。

 アジア料理になると、甜麺醤やコチュジャン、唐辛子、オイスターソース、魚醤あたりあえば何でも応用できるのに、やはりマーボー豆腐やら、キムチ鍋でも、ルーローファンでも(これは八角と五香粉が要るが)ほとんどできるのに、~の素を買ってしまう。

 基本中の基本を押さえれば、料理も旅も、どんどんスリムになっていく。

 同じことは表現活動にも言える。

 今まで、相当無駄なことをしてきた。

 最近は、無駄をギリギリまで削って、やるべきことだけをやっている。

 無駄と分かっているルーチンをやり続けるのは精神的な怠惰だと思う。

 時間もどんどん限られてくるし、40を越えると選択と集中は本当に大事だ。回り道をしている分、自覚的な仕事をしないと、「間に合わない」という感じが非常に、する。

 そして本日も夜の制作時間。

 【A-クロニクル】を描く。

 サリュ 

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