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2016年12月 4日 (日)

プロジェクト大山熊本公演「それでもおどって」 素晴らしい!!感想ブログ

 プロジェクト大山の熊本公演、「それでもおどって」を観させて頂きました!
 
 素晴らしい!!
 
 年末で、今年の企画が終わって若干抜け殻みたいになっていたところに、得体の知れない力が注ぎ込んできたような。
 
 ボレロが下敷きだったんですよ。それで、ボレロの定石だと思うのですが、最終的にシンクロしていくとこが気持ち良かったんですけど、何か定石のボレロとは、違う快感だったんです。
 
 メンバーの皆さんのソロのパートがあるんですけど、どこか皆哀しいんですね、見ていると。
 
 顔に力が入ったり、笑顔とか表情の演技もあるんですけど、本質的に哀しいから、上滑りしていって余計に哀しくなるんです。
 
 この哀しみって何だろうなと考えてたんですけど、どんなことがあっても生きて行くしかないという現実の重みみたいなものかなと。
 
 「それでもおどって」というタイトルが秀逸で、公演中にチラチラと頭をよぎるわけです。
 
 
 それでも生きて行くしかない、ダンサーは踊る、モードなら服をつくる、絵描きなら絵を描く。
 
 そういうことが、今できることは本当は簡単なことじゃなくて、色んな制約を受けながら皆必死に自分の居場所を死守しているんだよな。
 
 現実ではいきなり天災に遭う、失業する、家族に不幸がある。そういう諸々をひっくるめたダンスだったように思えました。
 
 振り付けも、結構窮屈そうに見えたんですけど、最後はその窮屈そうな振りのルールのまま何かから解放されたがっているような、制約が多くても精一杯生きる(おどる)しかない!という制限付き開放状態が、とても気持ち良かったのでした。
 
 哀しみが生きる力に強引に転換される、そういう力強さ!
 
 その制限の中に、女性の体というものもあった。
 
 もちろん、男性が踊れば男性の体の制限も見えてくるでしょう。
 
 「それでもおどって」の中に含まれる、様々な制限(のように見える振りと演出)が、非常にイマだな!という感じがありました。
 
 このイマ感が、何か分かんないんですけどラストの快感を倍増させてくれました。
 
 いいものを観させて頂きました!
 
 
 去年のトリプルビルに引き続き、感謝です!!
 
 サリュ

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