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2019年11月25日 (月)

単純至極な話。

 さぁ。

 3か月ぶりの長文書きです。

 モヒカンポシェットはこの間、大丸福岡天神店、阪急うめだ本店、新宿タカシマヤ・タイムズスクエアビル2階・東急ハンズ新宿店、にて「マド」window展を開催して参りました。

 3か月ですが、個人的には怒涛のような秋冬シーズンでした。

 基本は1週間、展示会場に立ち続けます。1日10時間近くです。パーソナルメゾンですので、一人で展示会に立つときは、1週間で70時間近く店頭に立ちます。

 これは、百貨店で期間限定のショップを切り回す、パーソナルメゾンなら極めて普通のことです。

 何なら、場合によっては昼休憩とか言ってる場合ではないときも、多々あります。

 自分のメゾンですから、苦ではありません。むしろ、展示会場にいない時間が苦です。昼ご飯をサッと食べて直ぐもどる感じです。

 もちろん、販売員に契約で売り場に来て頂くこともありますが、やはり自分が居たいです。自分が直接お客様に、作品をお渡ししたいと思っています。

 デザイナー櫻井貴容子も、大阪では全日展示会に立ちますが、他の場合は最近は開幕初日~2日間位の事が増えました。

 作品制作が間に合わなくなってきているからです。

 展示会場に一人で立っているときの、言い尽くせない感じがあります。ここが、自分の本当の居場所なんだという不思議です。

 なりたくてなったというより、この道が一番自分にはしっくりくる、という感じです。

 レディースファッションの現在進行形のことは、興味がないので全然分かりません。しかし、モヒカンポシェットの作品の思考過程を知っているので、お客様にはそのご説明をさせて頂いております。

 そういう意味では、全くファッションブランドの店員としては、逸脱しているのでしょう。

 作品を長く着て頂きたいので、お召しになったときに違和感があれば「違いますね」と言ってしまいます。

 お客様と作品の出会いは、幸せなものであって欲しいですから。

 1点物を販売するというのは、売れれば何でもいいということにはならないのです。

 そのかわり、想像もできない位にお似合いになる場面の瞬間に、立ち会うときがあります。

 それが、この仕事の醍醐味というものでしょう。

 モヒカンポシェットは、多くのファッションブランドが、ビジネスの為に容赦なくかなぐり捨てた完全1点ものというスタイルを続けます。

 オートクチュールという概念ですらありません。仕立てでもありません。ビスポーク、セミオーダー、そういうのもありません。

 作りたいものを、作りたいサイズで衝動のままに作ること。

 たまに、ちょっとしたお客様の希望を実現することもあります。作品がよりよくなれば、それが一番です。

 モヒカンポシェットは、メゾンのイメージを先行させて、ブランドロゴを印刷したTシャツを、そこそこの値段で販売したりもしません。

 この仕事はビジネスではありますが、死んでもやりたくないことは多々あります。

 Tシャツ商売をする位なら、メゾンを閉じた方がましです。

 Tシャツを馬鹿にしているのではありません。Tシャツはむしろ好きなんですけど。メゾンの方向性の話です。

 相変わらず、何を言いたいのか分からなくなってきましたが。

 世界にたったひとつをつくる。

 ただそれだけのメゾンと言えるのかも。

 単純至極。

 サリュ

 

 

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