モヒカンポシェット

2019年9月29日 (日)

広島 福屋八丁堀本店での展示会が閉幕致しました。

 モヒカンポシェット

 秋冬コレクション

 【マド】window展の、初開催は、広島の福屋八丁堀本店でした。

 9月の25日に閉幕しました。終わりたてのほやほやと言った感じです。御来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。

 お陰様で、2020年の春も、福屋八丁堀本店での展示会が予定されましたー!!

 同じ会場で、どれだけ続けられるかというのが、モヒカンポシェットにとっては重要なことなのです。

 次回はいよいよ3年目に突入で、5回目となります。春夏と秋冬の年2回の開催です。

 さて、今回も色々とお客様から、ご意見を賜りました。その中で一番結構目立ったご意見がありましたねー。展示会の開催場所のことです。「三越っぽいよねー」「三越でやればいいのにー」と、結構な頻度で言われましたよ。

 とりあえず、広島で展示会2年目にして、初めて広島三越へ足を運びました。もとからあまり興味がなかったものでして。

 うん、お客様がおっしゃっていたことは、よく理解できましたよ。とても洗練されたポップアップショップが、いい感じに展開されておりました。非常に都会的=東京的な、ね。

 そういうのの良さも、分かりますけれども。

 私は、もひとつ、突き抜けた凄さが好きなんですよ。

 福屋八丁堀本店は、世界でほとんど唯一の被爆建物百貨店です。

 本当なら、完全に取り壊して、新しくやり直してもよかった。でも、当時の社員たちはそうしなかった。今年で90周年を迎える百貨店です。

 福屋には、意地と誇りがあります。

 そんなもん、ただ体裁だけのおしゃれさとかとは、訳が違います。

 もしかしたら、今の若い人たちは、ちょっと古い建物の百貨店位に思っているのかも知れませんね。そうかも知れません。

 でもいいんです。モヒカンポシェットは、そういう福屋で展示会ができる喜びを感じているのです。

 単に売り上げがー、とか言うのなら、もっと人が多い都会の百貨店とか場所で、やるのが常道です。その方が楽だしね。

 しかし、意地と誇りがある百貨店で、展示会を続けて行きたい。福屋の歴史の中に入れて頂きたいと思っています。

 なので、広島におきましては、三越で展示会を行うことは金輪際ありません。そごうも同じ、というか、福屋以外にはありえません。

 広電も好きだし(宮島までのルートは最高ですね)、流川と薬研堀の夜の感じも。なかなか強面な場面に出くわすのが好きで。ホテルが流川と薬研堀の100m道路のドン付きのところにあるので、畢竟いろいろ出くわします。

 蕎麦は浅枝、ラーメンは上海総本店とJR広島駅の三公、お好み村の八戒、楽しみも尽きないですしー

 サリュ

  Fukuya

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2019年6月23日 (日)

改めまして、モヒカンポシェットとは

 布地の仕入れからデザイン、完成までモヒカンポシェット独自で行っております。

 これを10年以上やってきました。

 年2回の、海外への布地の買い付けも行います。

 コレクションは、春夏と秋冬の2回です。

 1シーズンに展覧会を3~4回は行います。

 その期間は、ずっとそのシーズンの新作を制作し続けます。1シーズントータルで、120~130作品を完成し、販売致します。

 コレクション毎にテーマを決め、完全に新しい世界観を毎シーズン展開しております。

 と、これがモヒカンポシェットの基本姿勢です。

 型紙を取らず、衝動にまかせた立体裁断で、世界にたったひとつを作り続けています。

 これは、今のファッション界に対する、アンチテーゼとテーゼを両方問う姿勢を表しています。

 今のファッションの主流は、流行を追うこと。流行を追うことは自然、大量の同じ服が世界に流通していくことを意味します。

 流行の基本は、どこかの誰かと同じ格好がマスメディアに乗り、皆がそのスタイルを真似ること。

 2019年今現在の主流は、ファストファッションのアイテムの中で、オシャレに着まわせるか?ということ。

 もしくは、転売可能なコスパの高いブランド品を、要領よく転売しながら着まわせるか?が2大主流かと思います。

 モヒカンポシェットはどちらにも与しません。

 あなたの体はあなただけのもの。

 その体を包む服は、世界でたったひとつのものが、相応しい。

 ファッションに関するビジネスに携わる人間で、このことに夢を抱かないのならば、その人はファッションを単なるビジネスとしか捉えていない人なんでしょう。

 そして、現代はファッションに留まらず、あらゆる分野で同じことを考えている人だらけです。

 ビジネスは、生活していくことにおいて、重要です。

 しかしモヒカンポシェットにとってはそれは最重要課題ではありません。

 モヒカンポシェットにとっては、世界でたったひとつの宝物を、未来に出会う誰かに手渡すこと。

 ほとんどのファッションデザイナーが、作品が売れ始めたら諦めるか転向する、この一事を透徹すること。

 そのことだけが、存在証明です。

 モヒカンポシェットが問うのは、常に価値観です。流行という大量消費に対する、アンチテーゼとテーゼです。

 あなたが着ている服は、世界にたったひとつですか?

 あなたは、世界にたった一人の存在です。そのそのあなたを包む服は、世界でたったひとつの服、モヒカンポシェットであって欲しいのです。

 世界でたった一人のあなたに出会うために、全てを。

 モヒカンポシェット

 サリュ

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2019年3月16日 (土)

【レースマニア】のステートメントについて

 モヒカンポシェットの春夏コレクション【レースマニア】が、熊本プレミアを持って開幕致しました。

 熊本展でも、早速作品が旅立ちました、ありがとうございます。
 
 先ずは、【レースマニア】のステートメントから。
 
 そこにレースがありました。
 パリとバンコクで手に入れたレースでした。
 レースの伝統文化は、西欧では400年の歴史です。
 日本の洋装は、100年前のアッパッパーからで、レースの歴史も同時に始まります。
 日本人のわたしが、パリとバンコクの様々なレースを、湧き上がる衝動のままに組み合わせ、切り抜き、縫い合わせる。
 作品を作るメディウムとしての布地の産地になれば、もっともっと多国籍です。
 素材が多様過ぎて、わたしがレースをアプロプリエーションしているのか、レースが私をブリコラージュしているのか、分からなくなる。
 わたしはしていませんけどね、どちらも。
 創っているだけです、作品を。
 アプロなのだか、ブリコラなのだか、そんなところにわたしはいないし、わたしの服を選んで頂いた、あなたもいません。
 わたしたちがいるのは、素晴らしいレースで出来上がった服を手に取っている、今という時間と場所です。
 ここにあるのは、世界で唯一のあなただけの宝物。
 過ぎ去った過去というデータベースと、まだ書きこまれていないソースコードの間にあり続ける、輝かしい瞬間の今。
 レースに中毒した、レースマニアな最高の作品と出会って頂きたいのです。
 レースの歴史だろうが、アッパッパーの歩みだろうが、今という瞬間から眺めれば、どこかの歴史サーバーに格納された、閲覧可能な過去記事なのです。
 でも、ハッキリと感じることがあります。
 わたしは確かに、歴史サーバーのデータベースから感じています。
 わたしへと流れ込んでくる、レースへと注ぎ込まれた、連綿とした先人の情熱の脈動を。
 人種や性別、国家を超越して、その情熱の脈動は人から人へ編まれ、織り込まれ、引っ張られ、拾われ、締められ、繋がって、わたしのもとへやってきました。
 レースとは、400年の歴史の中で編まれた人々の情熱の脈動が、形として現されたものに違いないのです。
 そこにレースがありました。
 
 パリとバンコクで手に入れたレースでした。
 レースがわたしを呼びます。
 もっと美しくなりたいと。
 誰かの肌身を飾りたいと。
 創りたいという衝動が駆け抜ける。
 その衝動がどこから来るのか、わたしは知りません。
 そのレースの歴史がどこから来たのかも、わたしは知りません。
 知らなくても、創ることはできます。
 わたしが創らなければこの世に存在できない服たちを。
 だから創り出さずには、いられないのです。
 レース(過去)、創るわたし(今)、着て頂くあなた(未来)という結節点を生み出すことを、創造というのでしょう。
 過去・今・未来が織りなす綾を、レースマニアとして作品に創り上げます。
 以上
 
 これはどういうことかと。
 
 簡単に言えば、思想的にはポストモダンからの脱却、ということです。
 
 さらに、脱構築からも、相対化からも脱却を図ります。
 
 次のステージへ向かう、という意味です。
 
 インターネットの出現により、今行われていることが実績になってしまうと、全ての過去はデータベース化されてしまいます。
 
 そのことにより、何が無意味になってくるかというと、相対化と脱構築という思考法です。
 
 さらにAIにより、累積するデータを分析してよりよいものを選び取っていくという行為も、人間にとってはもはや無意味になります。
 
 自分達にとって意味があることとは何か?
 
 を、上記のステートメントに込めました。
 
 二項対立や、その他の手法も、もはや素晴らしいものは生み出せなくなってきています。
 
 モヒカンポシェットは、新しい地平を行くべく、毎回のコレクションのテーマを新しくして、その先にあるものは何かを探して行きます。
 
 今回は【レースマニア】
 
 きっと見つかる、新しい何かを是非見届けて頂きたいです。
 
 サリュ

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2019年1月26日 (土)

2020年 熊本市現代美術館 ギャラリーⅢ 7月8~8月30日(予定) モヒカンポシェット展覧会開催です!

 今日、熊本市現代美術館で椹木野衣さんの、トークに行ってきました。

 折しも、展示がバブルラップ展という、村上隆さんの展示。
 
 80年代から0年代までの、日本のアートシーンを2時間近くまとめてお聞きすることができました。
 
 そう、このパルコ・セゾン文化というのはちょうど、自分が小学校から大学までの時期とかぶっていて。
 
 熊本の片田舎にいたから、東京で何が起こっているかなんて、全然知りませんでした。
 
 90年代中期から後半は福岡にいましたが、確かに天神では現代アートの何かがあっていたはず。
 
 しかし、気持ち的にはそれどころじゃない社会的な激震が走っていた時期で。
 
 阪神淡路大震災・オウム真理教事件・サカキバラ事件・就職氷河期と、てんこ盛りで。
 
 確かに、目の前で何かがパラダイムシフトした気がしました。
 
 無職で世に出てからは、東京や世界のアートシーンがどうなっているかなんて、それどころではなく。食うためにバイトして、絵を描いての日々。
 
 クラブに入り浸りで。
 
 だから、今花開いているトップアーティストの80~0年代の動きを、改めて当事者から聞く機会が熊本であるのも感慨深いものがあります。
 
 モヒカンポシェットは今全国の百貨店と、色々展開が始まってきていますので、パルコ・セゾン文化は興味深かったです。
 
 これからは、大阪阪急うめだ本店のsouq zine が日本のクリエイティブシーンの牽引役になって行くと思います。
 
 勢い凄いですからね、本当に。
 
 そういう意味では今後5年の、モヒカンポシェットにも注目です。
 
 まだ正式には公表しておりませんが、熊本での展示会も内定しております!
 
 熊本市現代美術館
 2020年
 7月8日~8月30日
 ギャラリーⅢ
 モヒカンポシェット展示会です!
 
 やっと、美術館での展示が決まりました!
 
 さぁ、モヒカンポシェットもこれからトップギア入れて、日本のクリエイティブシーンに新しい風を吹かしていきたい!
 
 さしあたって、3月広島福屋八丁堀本店、4月大阪阪急うめだ本店、5月埼玉浦和パルコが展示会が決まっております。
 
 東京新宿の百貨店は今お願いしているところです!
 
 春夏コレクションに向けて、走り始めております。
 
 サリュ

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2018年12月29日 (土)

今年は期間限定展示会が、8回でした!過去最高です。

 今年も残すところ、あと数日です。

 去年に引き続き、今年も早かった。
 
 ビジネスプランコンテストに出場したことから始まり。このコンテストは、色んなことが勉強になりました。
 
 どういうことか?
 
 なぜビジネスのスタートアップ応援機関と組織ばかり、増えているのか?ということについてね。
 
 アート業界と同じですね。というか、ある種の専門学校とか。
 
 「教えられる側にまわるな、教えるほうに行け」
 
 これですよ。
 
 教えれる方は、もうさっぱりどうやってビジネスをスタートアップしていいのか、全然分からない。
 
 ビジネスの種類が違うのに、同じ分析とやりかたで、一緒にされてしまえば筋道が違うのは当たり前なんですけどね。
 
 スタートアップ企業のほとんどは3年持たないだなんて、それスタートアップ支援になってないから。
 
 という、事実。
 
 アート業界も同じで、誰一人、美術学校を出てもアーティストになんかなれやしない。
 
 教える方に回らないと、生きていけないシステムになっています。
 
 そして、初めて参加した展示会rooms。
 
 これも同じ構造でした!
 
 「参加する方に回るな、集めるシステムを作れ」
 
 どこに行っても、同じような結論ですねー
 
 うん、もう大体分かったからいい!
 
 真面目に本業に励みました、4月からは。期間限定の百貨店での展示会を年間で、8回開催しました。
 
 開催順
 広島 福屋八丁堀本店
 大阪 阪急うめだ本店
 愛知 JR名古屋タカシマヤ
 福岡 大丸天神福岡店
 大阪 阪急うめだ本店
 広島 福屋八丁堀本店
 大阪 阪急うめだ本店
 福岡 ソラリアステージ
 
 恐ろしいことに、阪急うめだ本店では年3回の展示会でした。9月のスーククリエーターズフェス2018が、今年はイレギュラーで開催した展示でしたね。
 
 さらに9月から、香港のセレクトショップとの取引が始まっております。
 
 仕入れは、パリ2回、ベルギー、オランダ、バンコクと、これまた色々行きました!
 
 行った美術館は、いつものパレドトーキョー・ルイヴィトン美術館・イブサンローラン美術館・ブリュッセル王立美術館・ブリュッセルレース博物館・クローラーミュラー美術館・パリ装飾美術館、えっとその他諸々。アントワープの協会のルーベンスとか、バンコクビエンナーレとか。
 
 半年ごとに変わる、モードとアートの企画展も継続中です。
 年2回のハニワ会という飲み会にも参加致しております。飲み会自体、これしかありませんからね。。。
 
 もう書いていてお腹がいっぱいになってきましたね。。。
 
 このような中で、何か有用なブログが書けたかと言えば、全然書けていません。
 
 モヒカンポシェットは、何から何まで全て独学の、徒手空拳の熊本のパーソナルメゾンです。
 
 熊本在住でも、モードとアートで色々生きていく方法は、あるよ。というブログにしたかったんですが、この記事もまた今年のおおまかなまとめにしか、なっていない。
 
 残念ですが、今はあんまり考えるときではなく、突っ走る時期かなと思っております。
 
 来年も、新企画や情報が続々と決まり始めております。
 
 なんなら、再来年の企画も決まっています。
 
 こうやって、前進できることは本当に有難いです。
 
 モヒカンポシェットをご愛顧頂いております皆様に、心より感謝致しております。
 
 来年も変わらず、突っ走りますので、乞うご期待下さい!
 
 サリュ
 

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2018年12月 4日 (火)

バンコク・パリの仕入れ旅を終えて。

 11月に、バンコクとパリへの素材の仕入れ旅に、行きました。

 年2~3回は海外に、素材の仕入れに行きます。
 
 布から得るインスピレーションは重要です。
 
 初めて行く国から得るものも、沢山あります。
 
 パリはもう何度目か分かりませんが、アートの展示からものすごいインスピレーションを得ております。
 
 今回は、バンコクでもバンコクビエンナーレを観ることができました。
 
 パリではフォンダンシオン・ルイヴィトン美術館、パレドトーキョー、ロダン美術館に行きました。
 
 エゴン・シーレ、バスキアをまとめて観ることができて、素晴らしかったです。
 
 ロダン美術館では、ロダンのドローイング展が凄かったです。
 
 モヒカンポシェットのアートとモードの企画展は、この仕入れ旅からインスパイアされることが多いのです。
 
 この企画展を始めて、早6年は過ぎました。
 
 年2回開催するので、すでに12回以上のテーマが異なった企画展を開催していることになります。
 
 インプットなしでは、成り立たなくなってきます。
 
 人によっては、アートではなくても大丈夫かも知れません。しかし、モヒカンポシェットにとってはアートが非常に重要になっています。
 
 皆様にも、少しでも感じて頂きたく、モヒカンポシェットのショートムービーACT.7で、公開予定です。
 
 年末ぎりぎりになるかも知れませんが、もう少々お待ち下さい。
 
 12月14日~20日に、天神ソラリアステージにて今年最後の展示会です。
 
 福岡の皆様、よろしくお願い致します!
 
 あと1週間、制作、経理、その他諸々頑張ります!
 
 サリュ
 
 

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2018年10月20日 (土)

制作は続きます。

 モヒカンポシェットの場合、基本は女性の服を作っております。

 しかし、展示会となると服だけを作っているのではありません。
 
 オブジェクトも制作しております。
 
 毎回1回切のオブジェクト制作です。
 
 これは、自分だけが制作している訳ではありません。コラボレーションする作家さんに、お願いすることもあります。
 
 最近は、なかなか熊本から他の作家と一緒に行くパターンが少なくなりましたが。
 Photo
 
 段ボールで作るパターンが増えていますね。
 
 廃材で作ります。
 
 大体、展示が終わるとお客様にお配りするか、サヨナラするかとなります。
 
 半期ごとにこれを繰り返します。
 
 もう、半年に1回大きいオブジェの個展をやっているようなものです。しかし、これはあくまで会場のインスタレーションなので主役は服です。
 
 皆様に楽しんでいただければと、思っているからです。
 
 また、このように、ダンスの制作などもしております。
 映像も作っています。
 もう、何でもやります。
 今後も、何を作るのだかそのときになってみないと分かりませんが、制作はひたすら続きます。
 サリュ

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2018年10月19日 (金)

ファッションのことは、未だにわかりませんが。

 ファッションのことに関しては、今でもド素人です。

 ファッションのこと、一言で言っても定義するのが難しいのは現代アートも同じ事なんですが。
 
 ファッションというのは、基本的に春夏と秋冬のコレクションがあるのは、皆さんご存知かと思います。
 
 これ、1年前に行われるんですよ。
 
 今年の秋冬の流行は、去年の秋冬のコレクションで決まっています。
 
 2018年の秋冬の流行は、2017年の秋冬コレクションで決まっているのです。
 
 モード関係者からすれば、何を当たり前のことをという話ですが。
 
 素人だった自分には、それがなかなか理解できなくて苦しんだことがあります。
 
 いまだに、疑問に思っていますが。
 
 整理しなくてはいけない情報として、今年の流行は去年に決しているということ。基本は。
 
 90年代には、ストリートで何が流行るか分からないという、一時の混沌がありましたが、今やストリートで何が流行るかまでコントロールされているように見えます。
 
 ストリートという概念が、ネットが現れた時点で消滅しました。
 
 せいぜいインスタ映えが少しキタくらいで。
 
 今、一般的なファッションに求められることは、実はすごく少ないような気がしています。
 
 正直、どうでもいいと思っている人が多いのは、今も昔もそんなにかわりませんよね。
 
 さて、どこへ話の決着を持っていこうか。結論の行く先は、いくつもありますが。
 
 モヒカンポシェットが目指すのは、そういうコザコザとは関係ない場所です。
 
 モヒカンポシェットの作品は、着ると自分が開放されるという方々がほとんどです。
 
 理由はいくつもあげられますが、基本的には上記に上げたファッション界のコザコザと無縁ということ。
 
 デザイナーが、作りたいものを、ひたすら作る。
 
 そういう簡単な理由の、シンプルな状態を続ける、ひたすら続けること。
 
 これは、先日書いた「売る場所」のことと、密接に繋がっています。
 
 どちらも両軸が欠けては、メゾンは続けられません。
 
 作りたいものを作り、きちんと売れる場所をつくる。
 
 このシンプルな原理が、今のモヒカンポシェットです。
 
 原理はシンプルですが、手段は全くシンプルではありません。
 
 サリュ

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2018年10月17日 (水)

広島 福屋八丁堀本店 2019年春へ展示会継続予定です!!

 モードの仕事で、一番大切なことは何かご存じでしょうか?

 服のデザイン?もちろん重要です。
 
 素材の仕入れ?当然です。
 
 縫製もだし、パターンもあるし、要は服を作ることが真っ先にあげられますね。
 
 この辺の仕事は、誰にでも想像はつくかなと思います。
 
 さて、服をつくりましたよ。
 。。。。。
 
 売らなくてはね。
 
 どうやって、誰に売るのかな?
 
 最初は友達や知り合いが多いと思います。
 
 その先はどうするのかな?
 
 ここが肝要なところです。
 
 世界には、素晴らしいモードの服やアイテムが溢れかえっています。
 
 その中で、自分が作った服をどう売っていくのか?
 
 これは、モードに限らず、アートに置き換えてもいいかも知れません。
 
 しかし、ここではモードに限らせて頂きます。
 
 アートのことはアートスイッチで、自分なりに納得が行くまで探ったのでもういいです。このブログの過去記事に詳しいです。
 
 駆け出しのデザイナーが売る服の価格はおそらく、2万円以上となるでしょう。そうでなければ生きていけないし、ランニングコストもかかるから。
 
 駆け出しのデザイナーの価格競争相手は、ラグジュアリーブランドの低価格帯の商品となります。
 
 ここに気付けなくて、立ち上がりでつまずくデザイナーが山のようにいます。
 
 自分がモードのアイテムを作り、世の中に打って出ようとするとき。そこは怖ろしいほどのラグジュアリーブランドの戦略と自分一人で向き合わなくてはいけません。
 
 ここ、重要ですからもう一回書きますね。
 
 ブランド立ち上げたら、そこはラグジュアリーブランドとブランド力で戦う、恐ろしい戦場です。
 駆け出しだろうが何だろうが、極端な話シャネルやルイ・ヴィトン、プラダ、ディオール、グッチやらそういうブランドと「同じ戦場」に居るのです。
 
 まさか、今から自分のブランドを立ち上げる人の中で、よそのラグジュアリーブランドが好きな人はいませんよね?
 
 そういう人は、何で自分が他所のブランドを買っているのか、自己分析を徹底してから自分のブランドを立ち上げた方がいいでしょう。
 
 さて、お題目で上げました、広島福屋八丁堀本店での展示会は、2019年春も行えるようです。
 
 素直に嬉しいです。
 
 百貨店の2階の会場というのは、そこに連続して出展し続けるのも、かなりハードルが高い場所です。
 
 特にパーソナルメゾンにとっては、毎回必死で展示会を行っています。
 
 服を売る場所を持つというのは、とても幸運なことです。
 
 熊本市の新町に拠点を置いて早9年です。これからも、ずっとここからモヒカンポシェットを発信し続けます。
 
 熊本から自分のモードを発信したい誰かへ。
 
 同じくアートをやりたい誰かへ。
 
 自分が歩いている場所がどんなところか、ぼちぼちこのブログへ書き綴っていきます。
 
 しかし、まさか自分がモードのストリームの中にいるとは。。。
 
 世の中は不思議で溢れています。
 
 サリュ

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何もないところから。

 熊本にあるファッションの文化は、セレクトショップです。

 文字通り。
 
 選んできて売るのがセレクトショップ。
 
 30年前、熊本が全国で有名になったのも、「セレクトショップ」という形態を、初めて始めたからです。
 
 肥後細川藩時代から、「わさもん」という方言で表現されていたほど、新しもの好きなのが熊本の人々です。
 
 「わさもん」というのは、新しいものが好きという、熊本の表現。
 
 これも、突き詰めれば江戸や大阪から入ってきた、最新のものが好まれただけなわけで。
 
 熊本で有名なセレクトショップも、日本で初めてポールスミスと契約したから、という歴史?があるわけですね。
 
 いいですけど、別にね。
 
 ポールスミスを生んだ国!とか、地域!とか、街!なら誇っても別にいいと思うけれども。
 
 初めて契約。。。
 
 先月、モヒカンポシェットは初めて、香港のセレクトショップと契約しましたけど、香港側がそこまで喜んでくれればいいですけど。
 
 問題は、モヒカンポシェットがポールスミスレベルまでなれるかなーということですね!
 
 ちなみに、日本では地方のメゾンがそこまで出世できるシステムを持っていません。
 
 ヨーロッパは持ってる。
 
 そこの違いは何かというと。。。
 
 それを説明する為には、布をどうやってEUで作っているか?
 
 というレベルから説明しなくてはいけないので、どうすればいいのか。面倒というよりは、ファッションというものが、日本人が思っているものとは全く違う原理で生み出されているという事実を書くべきなんだろうと思いますがね。
 
 それを説明しても、熊本のファッション界(そんなものはないが)は全く変わらないので、やはり面倒です。
 
 それより、今後モヒカンポシェットがどう動いていくかが重要で。
 
 セレクトショップとは全く違う、メゾンとして熊本から発信している事実を描いていきたい。
 
 このブログで。
 
 サリュ
 

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